《市長選2019》新人・牟礼氏「新しい赤穂市へ」
2018年10月01日
市長選への出馬会見で政策ビジョンを語る牟礼正稔氏
加里屋の赤穂市役所で記者会見を開き、「お年寄りと若い世代がともに生き生きと暮らせる赤穂市へ」とビジョンを語った。
牟礼氏は坂越生まれで赤穂高、大阪大学法学部を卒業し、昭和53年に県入庁。県土企画局総務課建設業室長、県道路公社播但連絡道路管理事務所長などを歴任した。3人が争った前回市長選は203票差で次点。平成28年5月から今年5月まで県空調衛生工業協会の専務理事を務めた。
会見で牟礼氏は「多くの市民から『赤穂市を変えてほしい』『新しい赤穂市を作って』との声をもらい、市長選への立候補を決意した」と出馬動機を語り、「赤穂市の閉塞感を打ち破りたい。ふるさと赤穂に恩返しがしたい」と抱負を述べた。
市政の現状について、「人口減少社会の中、政策転換を図る時期にきている」とし、▽土地利用計画の見直し▽高取峠を含む国道2号へのアクセス充実▽市民病院の産科再開、保育料減額による子育て支援―などを重点課題に挙げた。
4年前の市長選で公約に掲げた「学校給食無料化」は「エアコン設置、ブロック塀改修を優先すべきで、今後実現性を探っていきたい」とし、産業廃棄物最終処分場問題については「作る場所が問題。ふさわしくない場所については反対していく」との考えを示した。
同市長選には、現職の明石元秀氏(67)=加里屋=が先月20日、再選を目指して立候補することを表明した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年10月6日(2295号) 1面 (9,531,415byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
12月1日に「はくほう会病院」を統合 赤穂中央病院 [ 社会 ] 2023年11月28日公共バス路線再編案 千鳥、大津など追加 有年・上郡線は休止へ 元市民病院脳外科医が科長と前院長、赤穂市を相手取り提訴 [ 社会 ] 2023年11月25日「日没後に大地震」松原町で防災避難訓練 [ 社会 ] 2023年11月12日海を隔てる柵撤去へ 県が赤穂海浜公園の再整備計画 [ 社会 ] 2023年11月11日治安に顕著な貢献 2署員に「赤穂の警察官賞」 [ 社会 ] 2023年11月10日150周年祝い母校にテント寄贈 [ 社会 ] 2023年10月31日第37代義士娘に小林優芽さん、前田留奈さん [ 社会 ] 2023年10月14日市内運行のバス運賃「200円均一」導入案 [ 社会 ] 2023年10月14日消防団活動継続した学生を認証 赤穂市が10月から制度 [ 社会 ] 2023年09月27日汚泥を不法投棄 廃掃法に基づき許可取り消し 議員報酬「3%アップ」答申案をパブリックコメントへ 千種川で恒例の水生生物調査 市内6地点で採集 台風7号 赤穂市内では「被害なし」 [ 社会 ] 2023年08月18日高取峠トンネル要望 相生市との連携「休止」