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高野の産廃処分場 別会社に施設譲渡

 2018年10月20日 
 昨年9月に兵庫県知事が産業廃棄物の処理を許可した高野の安定型最終処分場について、許可を取得した事業者から別会社に施設が譲渡されていたことがわかった。
 県によると、譲渡は今月2日付けで県が許可。南野中の「リングユニオン」から代表者と所在地が同じ「クリーン赤穂」に譲り渡された。
 市は同日付けでクリーン赤穂と環境保全協定を締結。水質検査結果の市への報告義務や市の立ち入り検査を認めることなどを定めた内容で、前事業者と結んでいた協定と「一字一句同じ内容」(環境課)だという。
 登記簿によると、クリーン赤穂は平成29年10月17日に資本金10万円で設立。廃棄物の収集、運搬、処理及び再生を主な業務内容としている。事情に詳しい関係者によれば、高野の産廃処分場施設を譲り受けた後、代表者は辞任。取締役だった男性が後任に就き、会社所在地を相生市内へ移したという。
 施設を譲渡した理由について、前代表者の男性は赤穂民報の取材に「答える義務はない」と話した。クリーン赤穂には今のところ取材できていない。
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掲載紙面(PDF):
2018年10月20日(2297号) 1面 (6,472,966byte)
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