憲法学者の上脇氏が赤穂で講演
2018年11月12日
改憲の問題点について語る上脇博之氏
学習会は、九条改憲を阻止しようと全国3000万筆を目標に署名を集めている市民有志の「安倍9条改憲NO! 市民アクション・赤穂実行委員会」が主催した。
上脇氏は講演で、自民党が改憲素案の要点として挙げている「自衛隊の明記」について、「第9条を骨抜きにし、他国へわざわざ戦争をしにいく自衛隊に変えるためのものだ」と指摘。また、「教育無償化」「緊急事態対応」についても「教育への国家介入や緊急事態における内閣への立法権付与などを『合憲』にしたいという『本音』がある」と問題点を挙げ、同党が進める改憲に反対の意思を示した。
憲法改正に必要な国民投票の仕組みにも触れ、「公職選挙法とは違って有料広告が原則自由。また、組織が多数を買収したときしか罪にならず、資金力のある側に有利になっている」とし、「国民投票に持ち込んで改憲を阻止しようというのは甘い。『3000万署名』を達成して国会での改憲発議を断念に追い込むべきだ」と力説した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年11月17日(2301号) 3面 (9,101,683byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
市民病院PET−CT売却 3300万円で落札 [ 社会 ] 2024年01月27日料金所の強盗想定、山陽道で防犯訓練 [ 社会 ] 2024年01月24日赤穂市老人クラブ連合会 創立60周年祝う [ 社会 ] 2024年01月21日「JR赤穂線の利用促進を」地方創生政策コンテストで優秀賞 能登地震被災地へ緊急消防援助隊 [ 社会 ] 2024年01月15日部隊行進と一斉放水 防火の決意新たに [ 社会 ] 2024年01月14日「瓦がずれてますよ」は真っ赤な嘘 悪質業者に注意 「人生は自分次第」「これからは恩返し」二十歳のつどいで決意や抱負 [ 社会 ] 2024年01月07日能登地震災害義援金 募金箱を市役所と市民会館に設置 市民病院の患者数減が深刻 診療単価増だけでは目標達成困難か [ 社会 ] 2023年12月24日議員協議会でも「定数1人減」が過半数 自民党パーティー券不正問題 山口氏「全く関与していない」 「現行定数多い」議員の半数回答 「30人が望ましい」の声も 吸引機能を一時喪失 点検で人為ミス 赤穂市民病院 子どもたちを交通事故から守りたい 「伊達直人」が呼び掛け
コメントを書く