江戸時代の形紙もとに藍染め体験
2018年11月17日
体験教室で制作する形藍染バッグのサンプル=同館提供
企画展では同館創設者、松岡秀夫の生家で江戸時代後期から紺屋(染物屋)を営んだ松岡家にあった600枚を超える染形紙のうち約50点を展示。半纏や暖簾に家紋や屋号を染め抜くための「大紋」、遠目には無地に見えるように小さな点や図形を連続させた「小紋」などを並べ、技法をパネルで解説している。
形藍染の体験教室は、美術的・歴史的にも極めて貴重な染形紙に興味を持ってもらおうと同館が企画した。スタッフと「トライやる・ウィーク」の中学生が形紙の文様をクリアファイルに写し取り、形を復刻。「菊七宝」、「桜に唐草」、「市松」など8種類から柄を選べる。
12月8日(土)と22日(土)でいずれも午後1時〜4時。参加費600円で、それぞれ教室の1週間前まで先着8人を受け付ける。TEL49・3488(午前10時〜午後4時、火曜休館)。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年11月17日(2301号) 4面 (9,101,683byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
なぜ塩産地に? 「ブラタモリ」風動画でPRへ [ 文化・歴史 ] 2024年02月10日築150年の三木家住宅「アイデア組み合わせてリノベーションを」 [ 文化・歴史 ] 2024年01月30日赤穂緞通作家の見並なおこさんに「ふるさと文化賞」 師匠に続き受賞 [ 文化・歴史 ] 2024年01月29日鷏和の「国境石」破損 市教委「原因は不明」 折鶴300羽超つながる作品も 坂越で連鶴展 [ 文化・歴史 ] 2024年01月15日坂越地区テーマに「赤穂の魅力再発見講座」 炎と煙が生み出した「富士」 や「龍」 雲火焼陶板絵 [ 文化・歴史 ] 2024年01月03日華麗な文様表紙に 赤穂緞通の御朱印帳 [ 文化・歴史 ] 2024年01月02日日展で10年連続入選 塩屋の清水まみさん [ 文化・歴史 ] 2024年01月01日田辺眞人氏の歴史発見講座 受講者50人募集 「もう一度本格的な忠臣蔵を」時代劇研究家の春日太一さん講演 [ 文化・歴史 ] 2023年12月15日日本遺産サポーター講習会 修了者に白バンド進呈 義士ゆかりの大石神社に四十七士銘板 [ 文化・歴史 ] 2023年12月09日「感動させる演奏を」マーチングバンド全国大会で活躍誓う [ 文化・歴史 ] 2023年12月09日喜寿の紀行写真展「北の大地を行く」 [ 文化・歴史 ] 2023年12月03日
コメントを書く