手作り広場で「千日登山」表彰式
2018年11月20日
千日登山顕彰の表彰式を行ったオタカクラブのみなさん
千日登山顕彰は、健康づくりのための継続的な山登りを称えようと赤穂市教委が毎年実施。通算登山日数が「500日」「1000日」などの節目を過ぎた人に表彰状を贈呈している。
市教委によると、今年度の表彰を受けた25人のうち24人がオタカクラブに在籍。この日は、枯れた松の幹や廃材で2年前に会員有志がテーブルとベンチを整備した7合目の広場で一人ずつ表彰状を伝達した。今年8月に「日本百名山」と「日本100名城」のダブル踏破を達成した小賀会長への特別表彰もあり、集まった約40人で祝福した。
同山は赤穂市街と瀬戸内海が眼下に広がり、天気の良い日には四国や瀬戸大橋なども見晴らせる。登山道沿いのドウダンツツジが春は花、秋は真っ赤な紅葉で登山者を出迎え、冬の早朝には雲海も。JR播州赤穂駅から徒歩5分ほどに登山口があるアクセスの良さに加え、同クラブによる地道な登山ルート整備で頂上までの安全性が高まり、市外から訪れる人も増えているという。
約20年間かけて通算6000日を達成した新田の寺田恵美子さん(77)は「山と仲間に会うのが楽しみで、ほとんど毎日登っています」と笑顔。同じく6000日で表彰された大町の北山勝さん(84)は「次は7000日を目指します」と意気軒昂だった。
表彰を受けたのは次のみなさん。敬称略。所属の表記がない人はいずれもオタカクラブ。
▽500日=田中基之(新田)春田千明(加里屋)舩田千津子(農神町)田渕豊子(鷏和)榊武庸(上仮屋南)沖貴夫(城西町)政家一穂(加里屋)室井久和(北野中)額田一正(福浦)
▽1000日=前田京子(若草町)西谷茂樹(加里屋)向濱洋子(山手町)笠原博志(塩屋)清藤忠孝(目坂)岩村多貴子(浜市)冨彌博義(元沖町)
▽2000日=有年義規(寿町)藤本親次(中広)
▽3000日=遠藤賢樹(塩屋)田嶋有(本水尾町)
▽4000日=前田周子(大町)
▽5000日=川崎郁子(山手町)真★高徳(山楽会、元町=★は山に鼻)
▽6000日=寺田恵美子(新田)北山勝(大町)
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