全理連中央講師に松原智哉さん 赤穂初
2019年05月18日
全国理容生活衛生同業組合連合会の中央講師に赤穂支部から初めて任命された松原智哉さん
今後は自分の店舗を経営しつつ、他の中央講師とともに理容技術向上を研究し、その成果を全国の理容師へフィードバックする役割を担う。
中央講師は60歳定年制で定員110人。欠員が出た場合に各都道府県理容組合などの推薦を受けた理容師の中から書類、論文、面接による審査で合格者を決定する。松原さんは2度目の挑戦で合格した。赤穂支部から中央講師が誕生したのは初めて。
備前市三石生まれの松原さんは両親も理容師。高校卒業後に専門学校で基本を学び、滋賀県内の理容店で8年間修業。1999年に独立開業した。全国理容競技大会に兵庫県代表として10度出場し、6位入賞の実績がある。現在は赤穂市内で3店舗を経営している。
中央講師は新しいヘアースタイルの考案にも取り組み、全国各地の講習会で技術の普及に取り組む。松原さんは「技術、知識、トレンドを組合員に還元し、お客様の笑顔を作る担い手となりたい」と抱負を話している。
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掲載紙面(PDF):
2019年5月18日号(2325号) 1面 (5,882,531byte)
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