危険空き家 略式代執行へ公告 赤穂市1例目
2020年05月27日
略式代執行による除却へ向けた公告として赤穂市一例目となった加里屋の空き倉庫=応急措置前の昨年7月、市提供
市によると、公告の対象になったのは、1984年に建てられてから35年以上が経過した軽量鉄骨造2階建(一部木造平屋建)で延床面積約114平方メートル。近所の人の話では、何年も前から人の出入りはなく、柱の根元が腐食し、壁に大きな穴が開いた状態となっている。2年前に地元自治会から情報提供を受けた市が特定空き家に該当すると判断。昨年6月に近隣住民の苦情を受け、市が建物全体をシートで覆う応急措置を施した。
市の調査では登記上の所有者はすでに亡くなっており、建物と土地を相続した人を確知できなかった。倉庫は住宅街にあり、倒壊すれば地域住民らに危害が及ぶ恐れがあることから、代執行で除却する方針を決定した。
公告は5月15日付け。6月29日までに所有者が建物を除却しなければ、必要な手続きを経て9月1日に略式代執行を宣言する予定という。
<前の記事 |
「魅力伝えたい」第35代赤穂義士娘が決定 [ 社会 ] 2019年10月19日古民家再生に最大666万円補助 [ 社会 ] 2019年10月19日3警察署合同で緊急配備訓練 [ 社会 ] 2019年10月09日長岡氏の議長就任祝賀会に350人 [ 社会 ] 2019年10月05日紙ごみ分別収集 赤穂地区で試験 [ 社会 ] 2019年10月05日《市公共工事贈収賄》土木係長を分限処分 自治会連合会が市議会定数削減を要望 90歳になっても活躍 高齢者特別賞に2人 [ 社会 ] 2019年10月04日「産廃反対」市議会が街頭活動 [ 社会 ] 2019年10月03日《西有年産廃》森林法違反 赤穂市も刑事告発 圏域バス未利用者「便利なら乗る」7割 [ 社会 ] 2019年09月28日起訴猶予処分の教諭に停職6か月 人身事故 朝夕に集中傾向 [ 社会 ] 2019年09月24日児童と高齢者一緒に交通安全学ぶ 《西有年産廃》3団体が事業者を告発 森林法違反容疑など
コメントを書く