総重量480キロの塩で海の夕景アート
2020年11月21日
赤穂高校定時制ボランティア部が中心となって制作した塩アートモニュメント
モニュメントは直径・高さ1メートル。上から見てドーナツ状のアクリル製円筒容器に19色の塩を注ぎ込み、ウェーブをつけて波や山の稜線、虹などを表現している。今年2月にリニューアルした「塩のギャラリー」の中央にあり、360度全方向から鑑賞できる。
交通安全キャンペーンなどの配布物として染色塩を小瓶に詰めたストラップを製作したノウハウのある赤穂高校定時制ボランティア部の7人が中心となって作業。染色の工程は同館「子ども科学教室」の小学生と職員も手伝った。使用した塩の総重量は480キロ。そのうち白色の250キロは同館「塩の国」にある塩田施設で生産した塩だという。
色がにじまないように材料の塩はフライパンで煎って水分を蒸発させ、容器への注入だけでも3日間で計9時間をかけた労作。ボランティア部1年の志摩太陽君(16)=尾崎=は「想像していたよりもきれいな作品が出来ました」と出来映えに胸を張った。同館は「塩の魅力やおもしろさを視覚からも感じてもらえれば」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2020年11月21日号(2393号) 4面 (9,473,567byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
県技能顕功賞 赤穂から2人受賞 [ 社会 ] 2019年11月28日「買い物弱者」に救い 移動スーパー開業へ 75歳以上の急発進抑制装置 市が上乗せ補助へ 「産廃処分場は『環境犯罪』SNSで発信を」 [ 社会 ] 2019年11月17日事故を『しない』、お先に『どう』ぞ [ 社会 ] 2019年11月15日浄専寺で報恩講落語会 [ 社会 ] 2019年11月11日《市公共工事贈収賄》検討委が初会合 中村文代さんに兵庫県社会賞 消費者活動で功績 [ 社会 ] 2019年11月06日「産廃反対市民の会」5周年記念講演会 世代問わず意見交流「教学サロン」 市民が考えた「2030年の赤穂」 [ 社会 ] 2019年10月30日「安心実現へ行動」大会宣言採択 [ 社会 ] 2019年10月28日《市公共工事贈収賄》個別聞き取り 全職員へ対象拡大 腹痛や吐き気 塩屋小で学級閉鎖 行政情報発信にLINE活用 [ 社会 ] 2019年10月21日
コメントを書く