わらべ歌を後世に−お年寄りらがテープ録音
2009年01月09日
幼いころを思い出しながら、わらべ歌を録音するみなさん
「地元の民俗文化を失いたくない」と長棟三枝さん(90)が仲良しグループに声をかけた。最年長は98歳の平井はるさん。記憶をたどって歌詞約20曲を書き起こした。
「笛よなれなれ、なりなりごんぼ、ならな刀でぶち切るぞ」は麦わら笛を作るときに歌った。「おとう戻りゃんせ、電気がついたで戻りゃんせ」は夕方以降しか明かりがつかなかった当時の電力事情ならではの唄。
「似たような曲でも地域によって少しずつ歌詞が異なり興味深い」と長棟さん。「塩屋以外に伝わる歌も調べれば、その土地の風土がうかがえるのでは」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年1月10日(1831号) 4面 (8,120,462byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
桃井ミュージアムで能面展 [ 文化・歴史 ] 2014年01月23日型絵染の人間国宝、没後30年展 [ 文化・歴史 ] 2014年01月20日バイオリン教室、第13期生募集 鳥井の坂に伝統の音頭響く [ 文化・歴史 ] 2014年01月13日13日に伝統の「曳きとんど」 [ 文化・歴史 ] 2014年01月08日歴史フォーラム「官兵衛と西播磨」 縁起の良い図柄、赤穂緞通展 [ 文化・歴史 ] 2014年01月07日時代感じる「お正月の民具」展 [ 文化・歴史 ] 2014年01月06日「義士を描いた画家」長安雅山、没後50年 [ 文化・歴史 ] 2013年12月28日郷土色豊か、伝統凧50点 [ 文化・歴史 ] 2013年12月25日長野の「義士踊り」赤穂で奉納 [ 文化・歴史 ] 2013年12月15日赤穂民報・第20回習字紙上展の作品募集 長野「中関義士踊り」14日演舞 「潔いと評判」討ち入り翌日の書簡 [ 文化・歴史 ] 2013年12月12日「四十七士の歌」市民合唱団がCD化 [ 文化・歴史 ] 2013年12月12日
コメントを書く