ギタリストの辻幹雄さんが奉納演奏
2021年07月26日
大避神社で演奏を奉納したギタリストの辻幹雄さん
「能楽の祖」とされる秦河勝を祭神とする同神社は近年、邦楽家をはじめ音楽家の参拝が多い。辻さんもこれまでに何度か訪れたことがあり、「ぜひ一度、ご祭神の前で演奏したい」と申し出たという。
11弦ギターはルネッサンス・バロック期の音楽を忠実に演奏するために40年ほど前にスウェーデンで開発された。一般的なギターより弦が5本多く、明るく洗練された音色と重厚な低音弦の響きが特徴で「アルトギター」とも呼ばれる。辻さんは1991年にニューヨークのカーネギーホールでリサイタルを開き、国際的な評価が高まった。
この日は、東日本大震災を契機に作曲したオリジナル曲「天地転生」を奏で、日本武尊をイメージした「TAKERU」を横笛奏者の松尾慧さん=静岡市=と共演。まるで祈りを込めるかのように弦をつまびく音色が蝉時雨の境内に響いた。辻さんは「自分の気持ちそのままに弾かせていただきました」と語った。
<前の記事 |
地金魚「穂竜」品評大会10回目 [ 文化・歴史 ] 2016年10月17日絵マップコン 2年連続で最優秀賞 児童の力作234点 MOA児童展 義士祭奉賛学童書道展の作品募集 秦氏ゆかりの神社 備前にも [ 文化・歴史 ] 2016年10月08日歩いて巡る秋の坂越浦 12日に小中学校連合音楽会 ル・ポン音楽祭へ樫本さん意気込み [ 文化・歴史 ] 2016年10月05日2016赤穂市美術展の入賞者 [ 文化・歴史 ] 2016年10月02日代々伝承の能楽資料展示 [ 文化・歴史 ] 2016年09月30日ドラマ化記念 礒貝十郎左衛門展 [ 文化・歴史 ] 2016年09月26日字幕付きで初心者も「堪能」 [ 文化・歴史 ] 2016年09月24日郷土の身近な文化財を探訪 関西フィル首席指揮者が直接指導 [ 文化・歴史 ] 2016年09月22日行動美術協会の会員に推挙 [ 文化・歴史 ] 2016年09月17日
コメントを書く