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古新聞でエコバッグ 子ども食堂などで活用

 2021年07月31日 
古新聞エコバッグ作りに取り組んでいるボランティアのみなさん
 赤穂市内の福祉ボランティアグループが古新聞を活用したエコバッグ作りに取り組んでいる。出来上がったバッグは高齢者福祉施設や子ども食堂に寄贈され、喜ばれている。
 古新聞バッグ作りに取り組んでいるのは、高齢者福祉施設訪問ボランティアグループの「ほほえみ会」(山下康子代表)と「土筆会」(松本美恵子代表)。コロナ禍で普段行っている訪問活動が制約される中、「自分たちにできることを」と昨年11月ごろから始めたという。
 有年横尾の原校区コミュニティセンターに月数回集まって作業する。新聞紙を袋状に折りたたみ、棒状に丸めた新聞紙を取っ手にのり付け。きれいな写真が載っている紙面があれば、なるべくその部分が表になるように紙の向きを工夫するなど楽しみながら作っているという。
 高齢者福祉施設では入所者が移動販売車を利用したときの買い物袋に使用。あこう子ども食堂を運営する岩崎由美子さん(56)は「少々重たいものを入れても破れない。とっても丈夫で繰り返し使え、環境にもやさしい」といい、子ども食堂で食材配布などに使用する袋を従来のナイロン袋から古新聞エコバッグに切り替えた。
 山下さんは「誰かの役に立てるのがうれしい。これからも和気あいあいと作ります」と笑顔で話した。
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掲載紙面(PDF):
2021年7月31日号(2426号) 1面 (7,567,384byte)
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