産廃住民投票「衆院選と同時に」上郡町民が要望書
2021年09月29日
上郡産廃問題対策協議会(塚本義勝会長)は29日、産業廃棄物最終処分場建設計画への賛否を問う住民投票を衆院選と同日実施するよう梅田修作町長に要望した。
上郡町では町議会の賛成多数で可決された住民投票条例が今月10日に施行。施行から1年以内に住民投票を実施することが決まっており、投票日は町長に決定権がある。町によれば、住民投票を衆院選と同日実施すれば、単独実施した場合に約600万円かかる町の経費負担が3分の1程度で済むという。
同町内の6連合自治会長と連名で提出された「要望書」では、「住民投票による町民の意思確認を早急に行い、その結果を町政に迅速に反映させていかねば、なし崩し的に計画が進んでしまう」と危機感を示し、衆院選との同日投票のメリットとして経費節約や有権者の負担軽減、投票率向上などを挙げた。
この日は町議6人も「住民の多くが衆院選との同時投票を望んでいる」などとして連名で梅田町長に「要請書」を提出した。
要望を受けた梅田町長は「住民のみなさんの不安は理解しているが、住民投票を成功させるためには『我が事』として考えてもらえるよう十分時間をかけて住民の理解と関心を高める必要がある」とし、「最善のタイミングで実施したい」と語った。
掲載紙面(PDF):
2021年10月2日号(2433号) 1面 (9,824,391byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
上郡町では町議会の賛成多数で可決された住民投票条例が今月10日に施行。施行から1年以内に住民投票を実施することが決まっており、投票日は町長に決定権がある。町によれば、住民投票を衆院選と同日実施すれば、単独実施した場合に約600万円かかる町の経費負担が3分の1程度で済むという。
同町内の6連合自治会長と連名で提出された「要望書」では、「住民投票による町民の意思確認を早急に行い、その結果を町政に迅速に反映させていかねば、なし崩し的に計画が進んでしまう」と危機感を示し、衆院選との同日投票のメリットとして経費節約や有権者の負担軽減、投票率向上などを挙げた。
この日は町議6人も「住民の多くが衆院選との同時投票を望んでいる」などとして連名で梅田町長に「要請書」を提出した。
要望を受けた梅田町長は「住民のみなさんの不安は理解しているが、住民投票を成功させるためには『我が事』として考えてもらえるよう十分時間をかけて住民の理解と関心を高める必要がある」とし、「最善のタイミングで実施したい」と語った。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2021年10月2日号(2433号) 1面 (9,824,391byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
ネットの怖さ、保護者も知って 「幹部が先頭に立て」第三者委が提言 [ 社会 ] 2012年10月31日市民病院の助産料、圏域内一律へ [ 政治 ] 2012年10月30日山崎断層地震に備え合同訓練 [ 社会 ] 2012年10月30日高校生が避難所運営を模擬体験 [ 社会 ] 2012年10月29日時間切れで質疑打ち切り [ 社会 ] 2012年10月25日“人口減”前提にマスタープラン改訂へ [ 政治 ] 2012年10月25日給食の食材産地を事後公表 街頭防犯カメラ、市内8台設置へ [ 社会 ] 2012年10月18日災害時の迅速応援を協定 [ 社会 ] 2012年10月17日2事業で予算増に「待った」 [ 政治 ] 2012年10月13日24年危険業務叙勲受章者 [ 社会 ] 2012年10月13日少年非行防止へ“学警”が対策会議 [ 社会 ] 2012年10月10日いじめ第三者委 一次提言の大枠固まる [ 社会 ] 2012年10月08日第28代赤穂義士娘が決定 [ 社会 ] 2012年10月08日
コメントを書く