少女描いた油彩画 北野中の冨田ひろ美さん初個展
2022年03月17日
初個展を開く冨田ひろ美さんと展示作品の一つ
100号の大作十数点を含む約40点と陶芸作品約15点を展示。少女たちの何気ない表情を描いたほほえましい作品が並ぶ。
冨田さん(旧姓・名田)は結婚後に夫の転勤で赤穂から移り住んだ京都府亀岡市で42歳ごろ、絵画同好会に入会。先輩会員から手ほどきを受け、美術団体の公募展で複数回入賞した。夫の定年を機に1999年に赤穂にUターンしてからも創作を続けるつもりだったが、肩を痛めて細かい作業が困難に。筆を持つことはなくなった中、最近になって「自宅倉庫に眠っている作品がかわいそう」と展示を思い立った。
いずれの作品も「街角で見かけた子どもたち」をモデルに頭の中で構図を練り、キャンバスに描いた。「できるだけかわいく描きたい」と筆を進めるうちに「みんな同じ顔立ちになってしまった」と笑う。「子どもたちの何気ない仕草や表情のかわいらしさを感じてもらえれば」と話している。
3月21日(月・祝)まで午前10時〜午後6時(21日は4時まで)。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2022年3月19日号(2455号) 4面 (10,554,762byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「声楽の甲子園」初の2年連続県代表 [ 文化・歴史 ] 2022年09月26日「ひょうご五国」巡回展 赤高生が音声ガイド [ 文化・歴史 ] 2022年09月17日「赤穂緞通の魅力伝えたい」織り手志望の女性が絵本 [ 文化・歴史 ] 2022年09月09日絵手紙始めて3年 95歳初の作品展 [ 文化・歴史 ] 2022年09月05日逸話でひもとく史実の元禄赤穂事件 [ 文化・歴史 ] 2022年09月04日義士外伝の新作歌舞伎『荒川十太夫』10月に歌舞伎座 十州塩田の作業唄一堂 赤穂からも出演 [ 文化・歴史 ] 2022年09月02日市史編さん課長が語る元禄赤穂事件の逸話 詩吟体験教室の子どもたちが奉納吟詠 JR有年駅に埴輪の絵画 故堂本隆也さん遺作 [ 文化・歴史 ] 2022年08月13日市民文化祭 短歌会と俳句会の作品募集 日本遺産写真展 作品を公募 県展2022 3部門で3人入選 [ 文化・歴史 ] 2022年08月10日「角立てない」伝統の書体 播磨提灯 気持ちや思い自由に表現「デザイン書道」 [ 文化・歴史 ] 2022年08月04日
コメントを書く