仕入単価「過去にない上昇」景気動向調査
2022年06月02日
赤穂商工会議所が四半期ごとに実施する景気動向調査の2022年1〜3月期の結果が1日公表され、仕入単価DIが3期連続で悪化。人材不足を示す雇用DIも3期連続で上昇し、原材料高と雇用難が経営を苦しめている状況がうかがえる。
調査結果によると、仕入単価DIは前期から18・2ポイント悪化してマイナス103・3。商議所によると、マイナス100を下回ったのは「調査開始以降、おそらく初めて」。21年4〜6月期のマイナス24・7から1年足らずで80ポイント近く悪化しており、「こんなに短期間で仕入れ値が上がったことは過去にはない」という。
また、数値が大きいほど人手不足を表す雇用DIは48・4で8・2ポイント増。2019年1〜3月期の50・0に迫っている。調査に回答した事業所からは「材料費が上がり、値上げをしたいが受け入れられるかわからない」「人手不足に加え、従業員の高齢化もあり、先行きが不安」といったコメントが寄せられたという。
先行き見通しは、雇用DIは40・7で改善が見込まれているが、仕入単価DIはマイナス111・0で、さらに悪化を予測する事業者が増えていることを示している。
調査は建設、製造、小売など6産業計119社を対象に91社から回答があった(回答率76・4%)。
掲載紙面(PDF):
2022年6月4日号(2464号) 2面 (9,638,423byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
調査結果によると、仕入単価DIは前期から18・2ポイント悪化してマイナス103・3。商議所によると、マイナス100を下回ったのは「調査開始以降、おそらく初めて」。21年4〜6月期のマイナス24・7から1年足らずで80ポイント近く悪化しており、「こんなに短期間で仕入れ値が上がったことは過去にはない」という。
また、数値が大きいほど人手不足を表す雇用DIは48・4で8・2ポイント増。2019年1〜3月期の50・0に迫っている。調査に回答した事業所からは「材料費が上がり、値上げをしたいが受け入れられるかわからない」「人手不足に加え、従業員の高齢化もあり、先行きが不安」といったコメントが寄せられたという。
先行き見通しは、雇用DIは40・7で改善が見込まれているが、仕入単価DIはマイナス111・0で、さらに悪化を予測する事業者が増えていることを示している。
調査は建設、製造、小売など6産業計119社を対象に91社から回答があった(回答率76・4%)。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2022年6月4日号(2464号) 2面 (9,638,423byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 商業・経済 ]
独立開業目指す「創業塾」受講者募集 市制70周年でオリジナル切手 1日発売 [ 商業・経済 ] 2021年08月30日「この通話は録音ー」コールセンターが虚偽 オゾンガスで愛車の除菌サービス [ 商業・経済 ] 2021年08月27日昼間のJR播州赤穂ー姫路 10月から1時間1本に 大木産業 みなと私募債で消毒液など寄贈 地域応援商品券 先月下旬から順次発送 [ 商業・経済 ] 2021年07月08日市内の宿泊施設業界組合 18年ぶり一本化 [ 商業・経済 ] 2021年06月25日キッチンカーで塩の魅力発信 [ 商業・経済 ] 2021年06月23日品川リフラ 新プラント計画を発表 [ 商業・経済 ] 2021年06月19日景気動向 3期連続回復も足元厳しく [ 商業・経済 ] 2021年06月16日アルミで軽量化 ごみステ用ゲージ [ 商業・経済 ] 2021年06月11日赤穂駅を愛する会 新会長に吉井祥二氏 渋沢栄一が説く「おかねの役割」絵本寄贈 「一時支援金」5月31日までに申請を
コメントを書く