皆既月食と天王星食 赤穂上空でも観測
2022年11月09日
満月が地球の影に隠れる皆既月食と同時に月が天王星を隠す惑星食が8日夜に日本各地で観測され、天体観測を趣味とする坂越の会社役員、前田邦稔さん(66)が写真を提供してくれた。
前田さんは自宅庭の観測室から望遠鏡で撮影。地球の影になって赤銅色に見える月に小さな点のような天王星が隠れようとする直前の写真などをカメラに収めた。
国立天文台によると、月食中に太陽系惑星が月に隠されるのは珍しく、日本で次に観測できるのは322年後の2344年7月26日に起きる土星食。皆既月食は2025年9月8日という。
掲載紙面(PDF):
2022年11月12日号(2483号) 1面 (6,868,142byte)
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地球の影になった月に天王星が隠れる寸前の天体写真=11月8日午後8時28分、前田邦稔さん撮影
前田さんは自宅庭の観測室から望遠鏡で撮影。地球の影になって赤銅色に見える月に小さな点のような天王星が隠れようとする直前の写真などをカメラに収めた。
国立天文台によると、月食中に太陽系惑星が月に隠されるのは珍しく、日本で次に観測できるのは322年後の2344年7月26日に起きる土星食。皆既月食は2025年9月8日という。
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