市民病院 今年度上半期「公表対象の医療事故なし」
2022年12月10日
赤穂市民病院は2日、医療安全対策実施要項の規定に基づき、今年度上半期の医療事故について報道発表。「公表基準に該当する事案はなかった」と発表した。
同病院は今年3月に要項を改訂。レベル4bと5に該当する重大な医療事故は発生後速やかに公表するほか、その他の医療事故についても「医療上の義務に違反して発生」した事案については半年ごとにホームページに公表するよう規定した。今回が改訂後、最初の公表だった。
病院が開示した資料によると、今年4月から9月の半年間の医療事故報告件数(一つの症例につき、複数の報告が提出される場合あり)は4件あったが、いずれも「医療上の義務に違反して発生した事案ではない」(医療課)という。過去年度の同時期との比較では前々年度の19件、前年度の18件から減少した。
また、「医療事故(アクシデント)」よりも患者への影響が軽度な「ヒヤリ・ハット(インシデント)」の報告件数は422件で、前々年度同時期の343件、前年度同時期の364件より増加した。
掲載紙面(PDF):
2022年12月10日号(2487号) 2面 (4,557,615byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
同病院は今年3月に要項を改訂。レベル4bと5に該当する重大な医療事故は発生後速やかに公表するほか、その他の医療事故についても「医療上の義務に違反して発生」した事案については半年ごとにホームページに公表するよう規定した。今回が改訂後、最初の公表だった。
病院が開示した資料によると、今年4月から9月の半年間の医療事故報告件数(一つの症例につき、複数の報告が提出される場合あり)は4件あったが、いずれも「医療上の義務に違反して発生した事案ではない」(医療課)という。過去年度の同時期との比較では前々年度の19件、前年度の18件から減少した。
また、「医療事故(アクシデント)」よりも患者への影響が軽度な「ヒヤリ・ハット(インシデント)」の報告件数は422件で、前々年度同時期の343件、前年度同時期の364件より増加した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2022年12月10日号(2487号) 2面 (4,557,615byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
千種川で恒例の水生生物調査 「受けた恩を倍返し」赤穂高校同窓会長・東野雅弘さん [ 社会 ] 2020年09月12日公共灯LED化 年900万円コスト減 [ 社会 ] 2020年09月11日高齢者施設で水害避難訓練 [ 社会 ] 2020年09月08日相生市とのごみ処理広域化「見送り」 新型コロナで収入減世帯 国保税など減免 段ボールで間仕切り 避難所設営訓練 [ 社会 ] 2020年09月01日最大規模の高潮 赤穂市で18・1平方キロメートル浸水 [ 社会 ] 2020年09月01日自衛官募集相談員6人を委嘱 [ 社会 ] 2020年08月31日時重ねた魅力 築古物件を店舗に再生 市政情報をAI翻訳して配信 「産廃断固反対」市民の会が県へ要望書 [ 社会 ] 2020年08月27日40代女性が陽性 赤穂健福管内16人目 [ 社会 ] 2020年08月22日「北の玄関口」住民有志がまちおこし隊 関西福祉大生が1人感染 [ 社会 ] 2020年08月20日
コメント
インシデントが多く報告されてその成果として重大事故が起こらなくったというのがごく自然な解釈ではないでしょうか。
前年までは申告漏れがあったという結論は、インシデント報告と重大事故の割合が一定であることが前提とならなければ得られませんが、それは明らかに間違いですよ。
リスクマネジメントの影響を全く無視しています。
モデル論に言うとハインリッヒの災害トライアングルの形状はファイルセーフやフールプルーフによって経時的に変わります。
もう少し冷静に物事を見てはと思います。
4 8
投稿:赤穂市民 2022年12月16日14 22
投稿:K 2022年12月11日1 0
投稿:赤穂市民2 2022年12月10日ミスはミスなので繰り返して大きな事故にならないようにするのがインシデントレポートです。
ハインリッヒの法則に基づいたシステムです。
よってたくさん報告された方が組織として健全であるとも言えます。
組織によって何をインシデントと定義するかは違いますし。
このケースも健全で良いことではと思います。
18 6
投稿:赤穂市民 2022年12月10日それだけ正直にまじめに改善しようとしているわけだから
17 10
投稿:ああ 2022年12月10日コメントを書く