柔道の竹内龍生さん、体重別団体全国制覇を報告
2023年01月27日
昨年10月の全日本学生柔道体重別団体優勝大会で初優勝した天理大学柔道部4年の竹内龍生さん(22)=赤穂中、相生産高出=がこのほど帰省。恩師や後輩たちに優勝を報告した。
体重別7階級で勝敗を争う同大会。竹内さんは66キロ級として2試合に出場。3回戦の中央大戦で一本勝ちするなど創部以来初の同大会優勝に貢献した。竹内さん自身にとっては個人・団体を通じて初めての全国制覇。「優勝が決まった瞬間は言葉で言い表せないうれしさがこみ上げてきた」と話す。
赤穂YAWARAクラブで柔道を始めたのは5歳のとき。中学時代に全国3位になるなど頭角を現した。あくまでも「一本」を目指す柔道スタイルに憧れて天理大に進学。2年の春から夏にかけてコロナ禍で対人練習が中止になったときが「どのように稽古すればよいかわからず一番辛かった」といい、柔道に打ち込めるありがたさや喜びを改めて感じた。
来春からは大阪府内の企業に就職することが決まっており、引き続き天理大を練習拠点に競技を続ける。当面の目標は8月の全日本実業個人選手権。その大会で3位以上になれば国内主要大会の一つ、講道館杯の出場資格を得られる。「団体では全国制覇できた。次は個人」。念願のタイトルを手にするために稽古に励む。
掲載紙面(PDF):
2023年1月28日号(2493号) 4面 (10,074,557byte)
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恩師や後輩に優勝を報告した天理大学柔道部の竹内龍生さん
体重別7階級で勝敗を争う同大会。竹内さんは66キロ級として2試合に出場。3回戦の中央大戦で一本勝ちするなど創部以来初の同大会優勝に貢献した。竹内さん自身にとっては個人・団体を通じて初めての全国制覇。「優勝が決まった瞬間は言葉で言い表せないうれしさがこみ上げてきた」と話す。
赤穂YAWARAクラブで柔道を始めたのは5歳のとき。中学時代に全国3位になるなど頭角を現した。あくまでも「一本」を目指す柔道スタイルに憧れて天理大に進学。2年の春から夏にかけてコロナ禍で対人練習が中止になったときが「どのように稽古すればよいかわからず一番辛かった」といい、柔道に打ち込めるありがたさや喜びを改めて感じた。
来春からは大阪府内の企業に就職することが決まっており、引き続き天理大を練習拠点に競技を続ける。当面の目標は8月の全日本実業個人選手権。その大会で3位以上になれば国内主要大会の一つ、講道館杯の出場資格を得られる。「団体では全国制覇できた。次は個人」。念願のタイトルを手にするために稽古に励む。
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