「暴力団追放を不動に」断つ会が総会
2023年06月26日
犯罪や暴力のない安全・安心なまちの維持を目的に活動する「暴力団と関係を断つ会」の総会が加里屋中洲の赤穂警察署でこのほどあり、事業計画・予算を全会一致で承認した。
昨年で会の結成30周年を迎えたことを受け、藤野高之会長は今年度の活動方針を「不当要求行為の拒否、恐喝・特殊詐欺などから市民を守る活動を継続し、不動のものとする」と位置付けた。「暴力団の追放だけでなく、他県からの侵入阻止にも運動を展開していく」と周辺地域との連携にも意欲を示し、暴力団組員や半グレ集団の監視、広報活動の実施などの事業計画を決定した。
同会は、暴力団対策法が施行された1992年、暴力団からの不当な金銭要求に苦しんでいた飲食業関係者らを中心に創設された。暴力団への資金提供と来店拒否を徹底。建設や不動産、観光など他業種にも輪が広がったことで暴力団の弱体化に成功し、市内に3か所あった組事務所を2011年までに閉鎖に追い込んだ。
掲載紙面(PDF):
2023年7月8日号(2514号) 2面 (6,693,844byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
活動の継続を呼び掛けた「暴力団と関係を断つ会」総会=同会提供
昨年で会の結成30周年を迎えたことを受け、藤野高之会長は今年度の活動方針を「不当要求行為の拒否、恐喝・特殊詐欺などから市民を守る活動を継続し、不動のものとする」と位置付けた。「暴力団の追放だけでなく、他県からの侵入阻止にも運動を展開していく」と周辺地域との連携にも意欲を示し、暴力団組員や半グレ集団の監視、広報活動の実施などの事業計画を決定した。
同会は、暴力団対策法が施行された1992年、暴力団からの不当な金銭要求に苦しんでいた飲食業関係者らを中心に創設された。暴力団への資金提供と来店拒否を徹底。建設や不動産、観光など他業種にも輪が広がったことで暴力団の弱体化に成功し、市内に3か所あった組事務所を2011年までに閉鎖に追い込んだ。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2023年7月8日号(2514号) 2面 (6,693,844byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
「子どもたちに生きる力育む機会を」 [ 社会 ] 2017年12月10日《西有年産廃》町議会特別委「継続審査」へ 《西有年産廃》事業者「事前協議書は準備」 [ 社会 ] 2017年12月09日《西有年産廃》上郡町議会 8日に請願者から意見聴取 手作りストラップで交通安全呼び掛け 「平穏な年末年始を」赤穂署で発隊式 [ 社会 ] 2017年11月30日《西有年産廃》梨ヶ原自治会「地元意見尊重を」 [ 社会 ] 2017年11月30日《西有年産廃》上郡5連合自治会が「計画反対」請願 [ 社会 ] 2017年11月28日「産廃反対市民の会」事務所を再開設 [ 社会 ] 2017年11月27日「安全・安心なまちづくり」へ市民大会 [ 社会 ] 2017年11月25日播磨自然高原 県境越えて自治会発足 [ 社会 ] 2017年11月24日災害時の入院食確保へ連携訓練 [ 社会 ] 2017年11月22日健康寿命延ばす秘訣は「口の健康」 [ 社会 ] 2017年11月21日西豪州首相が赤穂市を表敬訪問 [ 社会 ] 2017年11月19日暴力追放市民大会24日開催
コメントを書く