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ル・ポン国際音楽祭30日開幕 音楽監督の樫本大進さん「新たな風が吹く」

 2023年09月28日 
 世界的演奏家たちによる室内楽コンサート「ル・ポン国際音楽祭2023」は9月30日(土)、上仮屋の赤穂城跡特設会場で初日を迎える。

「ル・ポン国際音楽祭2023」の開幕に向けて抱負を語った樫本大進さんら出演者


 今回で15回目となる開幕を前に音楽監督を務める赤穂ゆかりのヴァイオリニスト、樫本大進さん(44)が28日に会見し、「音楽祭として毎年進化している。今回は初参加の出演者も多く、新たな風が吹く」と公演への期待を語った。

 同音楽祭は、幼少期を母の実家がある赤穂で過ごした樫本さんの「気軽にクラシック音楽に親しめる手づくりの音楽祭を赤穂で開きたい」との提案を受け、2007年に「赤穂国際音楽祭」として始まった。樫本さんと親交のある実力派アーティストが無償で出演し、協賛企業と市民ボランティアが運営をサポート。チケット料金は1枚1000円に抑えながら、トップレベルの演奏で来場者を魅了している。

 今年もベルリン・フィルハーモニー管弦楽団第1コンサートマスターの樫本さんの呼びかけで演奏家たちが来日。樫本さんを含む15人によるステージが10月7日まで赤穂で4公演、姫路で2公演行われる。

 樫本さんはピアノのエリック・ル・サージュさん、チェロのユリアン・シュテッケルさん、ヴィオラの赤坂智子さんとともに会見。「今回のテーマはフランスとロシア。初めてハープが入るプログラムもあるので楽しみにしてほしい」と述べた。また、運営を支える市民ボランティアについて「彼らがいなければ、この音楽祭は成り立たない。アーティストと同じくらい大事な存在で感謝している」と謝意を表した。

 初日と最終日はすでにチケットが完売しており、購入可能な公演日程と会場、開演時刻は次のとおり。問い合わせは実行委員会TEL43・6867(赤穂市企画課内)。

 ▽10月1日(日)=赤穂城跡特設会場、午後5時※雨天時は赤穂化成ハーモニーホール
▽10月3日(火)=赤穂化成ハーモニーホール、午後6時30分
▽10月4日(水)=赤穂化成ハーモニーホール、午後6時30分
▽10月6日(金)=アクリエ姫路、午後7時

 * * *

 「ル・ポン国際音楽祭2023」の開催に合わせ、次の協賛イベントが行われる。いずれも入場無料。

 〔ほのぼのコンサート〕
▽9月30日(土)=赤穂中央病院シュバイツァーホール、午前11時。出演は山本真希さん(第1回ドイツ・ランドゥスベルク国際オルガンコンクール第3位)
▽10月1日(日)=赤穂市民病院アメニティホール、午前11時。出演は千葉真璃花さん(ベーテン音楽コンクール中学生の部第1位、ヴァイオリン)と田遠麗奈さん(ベーテン音楽コンクール中学生の部第2位、ヴァイオリン)

〔プリコンサート〕
▽10月1日(日)=赤穂化成ハーモニーホール、午後1時30分。出演は赤穂市ハーモニー弦楽アンサンブル教室。樫本大進さんも特別出演。
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掲載紙面(PDF):
2023年9月30日号(2523号) 1面 (4,709,439byte)
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