「坂越の船祭」男衆ら活気 4年ぶり獅子舞も
2023年10月08日
雅楽・能楽の祖とされる祭神・秦河勝をまつる坂越・大避神社の例祭「坂越の船祭」(国重要無形民俗文化財)は8日に本宮を行い、神輿や楽人などを乗せた木造和船の一行が東の浜から御旅所がある沖合いの生島まで坂越湾を巡航した。
コロナ禍の中止・縮小をはさみ、4年ぶりの通常開催。昨年は獅子頭だけを船に乗せた獅子舞も繰り出した。
神輿を船に乗せるための板を船へ渡す「バタ架け」では、長さ約7メートルのバタ板を担いだ男衆らがわざと観客席に近づいたり、空に向けて立てかけた板によじ登ったりして会場を沸かせた。
浜の近くに住む中谷利麻さん(60)は「知り合いもたくさん祭りに出ていて、毎年見物を楽しみにしています。雨の中の祭りも情緒があって良かった」と海上を巡航する船団に声援を送った。
掲載紙面(PDF):
2023年10月14日号(2525号) 1面 (6,319,180byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
4年ぶりに通常開催された「坂越の船祭」
コロナ禍の中止・縮小をはさみ、4年ぶりの通常開催。昨年は獅子頭だけを船に乗せた獅子舞も繰り出した。
御旅所がある生島へ向かって巡航する船団。4年ぶりに獅子舞も繰り出した
神輿を船に乗せるための板を船へ渡す「バタ架け」では、長さ約7メートルのバタ板を担いだ男衆らがわざと観客席に近づいたり、空に向けて立てかけた板によじ登ったりして会場を沸かせた。
浜の近くに住む中谷利麻さん(60)は「知り合いもたくさん祭りに出ていて、毎年見物を楽しみにしています。雨の中の祭りも情緒があって良かった」と海上を巡航する船団に声援を送った。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2023年10月14日号(2525号) 1面 (6,319,180byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂義士が討ち入りに持参 自筆の槍印 [ 文化・歴史 ] 2022年11月26日邦楽の篠原欣山さんに「ともしびの賞」 [ 文化・歴史 ] 2022年11月26日正規盤レコードで聴く「ビートルズ音楽祭」 作家の個性あふれる「群象の会」展 [ 文化・歴史 ] 2022年11月17日絵地図作りでわがまちに愛着 絵マップコン20年 和船で輿入れ「坂越の嫁入り」 [ 文化・歴史 ] 2022年11月12日龍野「堀家住宅」で特別公開 赤穂緞通も展示 [ 文化・歴史 ] 2022年11月11日藩主迎えた「上段の間」も 田淵氏庭園一般公開 [ 文化・歴史 ] 2022年11月08日書の清水さん 9年連続日展入選 日本画の古川さんは4度目 [ 文化・歴史 ] 2022年11月05日第61回赤穂市民文化祭 短歌・俳句入賞者 [ 文化・歴史 ] 2022年11月04日有年横尾の三木喜美子さん 十二支の色紙展 [ 文化・歴史 ] 2022年11月04日『民謡と民俗の祭典』11月6日開催 写真で回顧「赤穂線を走った汽車・電車」 [ 文化・歴史 ] 2022年10月28日第33回MOA美術館赤穂児童作品展の入賞者 塩屋荒神社 3年ぶり屋台行事 勇壮に奉納練り [ 文化・歴史 ] 2022年10月23日
コメント
雨も降っていて気になっていました
見られて良かったです
4 1
投稿:っっq 2023年10月08日コメントを書く