獅子舞存続 児童らが議論「未来に残すべき」
2023年10月13日
郷土の伝統継承をテーマにした社会科授業が城西小学校(河本学校長)であり、4年生児童らが地元に古くから伝わる獅子舞の存続について話し合った。
同校区には明治末期から大正初期に伝わったとされる上仮屋獅子舞がある。一度途絶えたが、2005年に45年ぶりに復活し、現在は保存会約20人が月1回の稽古で伝承。しかし、今後の存続には後継者の確保が課題となっている。
この日の授業では、「上仮屋獅子舞は続くか、続かないか」という問いかけからスタート。「伝統文化だから続く」などと存続を肯定する声と「後継者不足で続かない」などと否定する声がほぼ半々に分かれた。しかし、「未来に残すべき価値があるかないか」との問いには「地域を盛り上げるものだから残すべき」との意見で一致。「伝承するために自分たちにできることは何か」と前向きな議論へ移り、「若い世代向けの体験会を開く」「獅子舞の魅力を動画やポスターでPRする」などのアイデアを話し合った。
授業には保存会から5人が参観。獅子頭や鼻高面、横笛を持参して子どもたちに披露した。担任の小寺健太朗教諭(38)によれば、児童らは授業後の休み時間に自主的に段ボールで獅子頭を工作。保存会の稽古に参加したいと話す児童もあったという。
横笛に興味を示した大田歩采さん(10)は「上仮屋獅子舞は城西の大切な宝物だと思う」と先人が受け継いできた歴史に価値を見い出した。保存会事務局長の高木稔之さん(49)は「皆さんの記憶に残ることが伝承につながる」と次世代に期待した。
掲載紙面(PDF):
2023年10月14日号(2525号) 1面 (6,319,180byte)
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郷土伝統継承の授業で獅子舞の道具に関心を示す子どもたち
同校区には明治末期から大正初期に伝わったとされる上仮屋獅子舞がある。一度途絶えたが、2005年に45年ぶりに復活し、現在は保存会約20人が月1回の稽古で伝承。しかし、今後の存続には後継者の確保が課題となっている。
この日の授業では、「上仮屋獅子舞は続くか、続かないか」という問いかけからスタート。「伝統文化だから続く」などと存続を肯定する声と「後継者不足で続かない」などと否定する声がほぼ半々に分かれた。しかし、「未来に残すべき価値があるかないか」との問いには「地域を盛り上げるものだから残すべき」との意見で一致。「伝承するために自分たちにできることは何か」と前向きな議論へ移り、「若い世代向けの体験会を開く」「獅子舞の魅力を動画やポスターでPRする」などのアイデアを話し合った。
授業には保存会から5人が参観。獅子頭や鼻高面、横笛を持参して子どもたちに披露した。担任の小寺健太朗教諭(38)によれば、児童らは授業後の休み時間に自主的に段ボールで獅子頭を工作。保存会の稽古に参加したいと話す児童もあったという。
横笛に興味を示した大田歩采さん(10)は「上仮屋獅子舞は城西の大切な宝物だと思う」と先人が受け継いできた歴史に価値を見い出した。保存会事務局長の高木稔之さん(49)は「皆さんの記憶に残ることが伝承につながる」と次世代に期待した。
保存会メンバーから横笛の吹き方を教わる児童
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2023年10月14日号(2525号) 1面 (6,319,180byte)
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コメント
お祭り関係者の方々には、本当に頭が下がります。
私は獅子舞に参加したことはないけれど、大好きでよく見に行きます。
今回は上仮屋の獅子舞についてでしたが、是非とも他地区でも、同様に学んでほしいと思いました。
そして、赤穂市の全ての獅子舞を見られる機会を作っていただきたいです。
子供たちは、自分の地区の獅子舞について学び、他地区の獅子舞を見てどう感じたか…
獅子舞関係者も、他の地区の獅子舞は見たことがない人もいると思いますので、励みというか刺激にもなると思います。
どのような活動をし、継承についてどう考えるか…等、意見交換もできるかもしれません。
子供の数が少なくなっていく中ですが、お祭りのような伝統的な行事は、これからも引き継いで残していってほしいと思いました。
18 3
投稿:えいちー 2023年10月19日継承の在り方については強いことは言えませんが、学校教育として小さい頃にこのような体験をすることはきっかけ作りとして、とても良いことだと思う。
ここまでが、私の感想
赤穂民報さんへ
コメントの論点がズレてるように見受けられますが、注意とゆうか注釈はされない感じですか?
コメント主本人の主張を聞いたわけではないので真意は分かりませんが、私が目を通した感想ですと
城西地区住民さんは、赤穂にとどまらず世界まで目を向けて学んでいってください
それを言葉のあやとゆうか勘違いされた 文化とは?さんといいですか?さんが市ではなく地区単位ましてや自分の住んでる地区に限った話として反論
そのコメントを読んだ他の人はこの記事(授業内容)を批判しているとゆう流れに見えます。
ここのコメントの方達は、授業は肯定、獅子舞の継承も肯定、ただ受け継ぐ人が少なく無くなる地区も出てくるかもそれは寂しいから市として守って欲しいと願ってのコメントだと思います。
みなさん少しづつ論点がズレて、見ていて気持ちは大多数同じなんじゃないかと思いました
的外れな解釈でしたら無駄なお時間すみませんでした。
19 9
投稿:毛糸 2023年10月18日2 1
投稿:伝える事 2023年10月17日53 2
投稿:こどもがかわいそう 2023年10月17日6 27
投稿:いいですか? 2023年10月16日祭がいらないという地区はそれでいいんですよ、それが住民の選択なんですから
義士祭のような市としての祭の授業なら話は違ってきますが地区の祭の話で他所の地区の事を語るのはお門違いです
26 3
投稿:太郎 2023年10月16日ただ、あなたの意見を子どもたちが見たとき、学習意欲を失ってしまわないか心配です。
授業の進め方に対して改善を提案したいのであれば、直接学校に連絡されればよいと思います。
31 1
投稿:一保護者 2023年10月16日授業内容に異議は言ってなくて、
子供に対しての聞き方がおかしい、
祭りは赤穂市全体で行っているので地区の問題ではなく市の問題にしてほしいが論点ずれてる?
祭というのは地元の為に住民が自ら動きます、このことは街づくりの基礎になる事なんですよ
住民が自ら動きとありますが、強制参加を促してるしている地区は発展がないということですか?
3 23
投稿:いいですか? 2023年10月16日こうでないと意味がない!と
あまりハードルや敷居を上げるとますます敬遠する人が増えるかもしれません。
日本語も時代によって変化しているように、細かい所まで見ると祭りの仕様も少しずつ変わっているかもしれませんね。
祭りに参加している人々が強制でなく自由に楽しそうにしている姿を見られれば
カッコいいからやってみたいと言う子供たちが増えたり
部活動やサークルで獅子舞部など生まれるかもしれないなあと思いました。
19 2
投稿:匿名 2023年10月15日由緒正しく、当該地区に伝わる獅子舞を末永く伝承継続していく事が大事だと私は思います。
保存会があっても、デタラメな伝承継続なら、続ける意味が無いです。
4 13
投稿:伝統を残す 2023年10月15日≫この記事の内容がコメントのために悪く感じます。あなたは何も感じませんか?せっかくよい内容なのに心ないコメントのせいで台無しです。
赤穂民報としても、一つ一つのコメントについて、いろいろ感じることはあり、正直申しまして、賛同できるものもあれば、そうでないものもあります。しかし、当方の考えや意見と合わないからといって、そのコメントを表示しないということは致しません。投稿ルールに反すると判断した場合は非表示にしていますが、そうでなければ原則表示しています。
つまり、表示しているからといって、赤穂民報がそのコメントに賛同しているわけではないことはご理解ください。
なお、「記事ごと消してください」とのご要望は受け入れることはできません。
28 15
投稿:赤穂民報 2023年10月14日獅子舞代表者にはいちいち、言いませんが、あなたがこのコメントをえらんでいますよね?選んだコメントでこの記事の内容が悪く感じられるのが心から気分が悪いです。
すべてのコメントをけすか、この記事ごと消してください。たぶん、上仮屋獅子舞関係者はみな、気分をがいしているはずです。
23 24
投稿:上仮屋獅子舞関係者 2023年10月14日26 2
投稿:匿名 2023年10月14日子ども達が地域の事を考えるって、大変意味深く、大人としてありがたいものです。
しかし、それについてのコメントは少なく、悲しく感じています。
もっと子ども達の頑張りを讃えていきましょう。
城西小学校の先生におかれましては、子ども達にこの様な貴重な機会を設定していただき、ありがとうございます。
36 3
投稿:M.D.K 2023年10月14日祭というのは地元の為に住民が自ら動きます、このことは街づくりの基礎になる事なんですよ
地元の祭すら残せない所に町の発展なんてありえませんよ
もちろん継続できるように現代的な改革は必要です、それを話しあう事こそ住民自治の第一歩です
まさにこの授業では残すべきというのならどうすればいいかを話し合っているのですから街づくりの基本を学んでいるんですよ
この授業に強烈に反対してる人はとにかく祭を無くしたいというのが前提にあるんでしょうね
13 13
投稿:太郎 2023年10月14日大事なのはわかる
心待ちにしている人もいる
だから準備も練習もコミュニケーションも必死でやる
でも一番しんどいのがいつ終わるかわからない飲み会
明日の仕事がきつすぎる
21 5
投稿:ああん 2023年10月14日他の地区では伝統文化は引き継がれてると思っているのでしょうか?赤穂市全体でいえるのでは?
4 40
投稿:いいですか? 2023年10月13日あなたの家族が受け継げばいいのでは?
赤穂市全体が中途半端とはずいぶんな言い方ですね。
他の地区の事より自分の地区ですか?
赤穂市が盛り上がり人工が増えそのなかで文化に興味を持ち受け継ぐのでは?
強引に受け継がせるような言い方、強制参加なやり方はどうかと思います
9 31
投稿:文化とは? 2023年10月13日問題は誰がやるねん、ということ。
昭和と違って今は親も共働きで忙しい。
祭りだからとて有休をとれない人も少なくない。
祭りも時代に合わせたスタイルに変容するのが自然だし
その結果自然淘汰されてもやむなしと思える。
残すべきという人こそがやるべき。
20 9
投稿:小市民 2023年10月13日しかし、昔のやり方をそのままやるのが正しいとは思いません。
半強制的に練習・本番に参加、祭りの準備・本番も長時間行われているところもあります。
現代の家族・地域に合ったやり方、伝統行事の存続の仕方を考え直すべきだと思います。
35 11
投稿:市民 2023年10月13日シンク・グローバリー、アクト・ローカリー。
自分が暮らす地域のことに関心を持って行動できる人が、もっと大きな視点を持って考えて行動できます。「赤穂市全体」という中途半端な視野にとどまることなく学びを進めてください。
28 6
投稿:城西地区住民 2023年10月13日残した方がいいかは一致
当たり前の結果だと思う。
では残した方がいいが継承したいという質問は?
どうなったでしょうかね?
もっと赤穂市全体の問題に取り組んでほしいなと思います。
5 50
投稿:いいですか? 2023年10月13日コメントを書く