オリジナル天日塩を受注生産 赤穂化成
2024年02月17日
坂越の製塩会社「赤穂化成」(池上良成社長)は、オーナーの要望に応じて塩分やミネラル量、結晶の大きさを調整するオリジナル天日塩(てんぴえん)の受注生産を始めた。味にこだわりのある飲食店や料理教室、美食家などを対象に注文を受け付ける。
「『日本第一』の塩を産したまち 播州赤穂」の日本遺産認定を受け、塩に価値を求めるユーザーのニーズに対応しようと、同社敷地内に新たに天日塩生産施設「天(あま)のハウス」を昨年11月に新設。屋根と壁は透明のポリカーボネートで、さんさんと降り注ぐ太陽光と風力によって「釜」と呼ぶ木箱に入れた海水の水分を蒸発させ、3〜6か月かけて塩の結晶を作り出す。
一つの釜で約5キロの天日塩を生産できるという。塩が結晶していく途中経過を月1回程度オーナーに報告し、希望すれば見学や一部作業への参加も可能だ。
オーナーになる費用は1釜5万円〜。塩作りの素になる原料は地元・坂越沖の海水または高知・室戸沖の海洋深層水のいずれかを選べる。同社は「海の成分をすべて濃縮した無添加の天日塩は、まろやかで深い味わいです」とPRしている。
「天のハウス」などの見学と塩を使ったワークショップ、ランチがセットになった一般向けの体験型観光プランは5000円〜(10〜40人、要予約)で受け付ける。
申し込み、問い合わせは、オーナー制度はTEL46・8100(天塩西日本営業部)、体験型観光プランはTEL48・1737(赤穂化成)。
掲載紙面(PDF):
2024年2月17日号(2541号) 1面 (9,992,233byte)
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オリジナル天日塩の受注生産を始めた赤穂化成の「天のハウス」
「『日本第一』の塩を産したまち 播州赤穂」の日本遺産認定を受け、塩に価値を求めるユーザーのニーズに対応しようと、同社敷地内に新たに天日塩生産施設「天(あま)のハウス」を昨年11月に新設。屋根と壁は透明のポリカーボネートで、さんさんと降り注ぐ太陽光と風力によって「釜」と呼ぶ木箱に入れた海水の水分を蒸発させ、3〜6か月かけて塩の結晶を作り出す。
一つの釜で約5キロの天日塩を生産できるという。塩が結晶していく途中経過を月1回程度オーナーに報告し、希望すれば見学や一部作業への参加も可能だ。
オーナーになる費用は1釜5万円〜。塩作りの素になる原料は地元・坂越沖の海水または高知・室戸沖の海洋深層水のいずれかを選べる。同社は「海の成分をすべて濃縮した無添加の天日塩は、まろやかで深い味わいです」とPRしている。
「天のハウス」などの見学と塩を使ったワークショップ、ランチがセットになった一般向けの体験型観光プランは5000円〜(10〜40人、要予約)で受け付ける。
申し込み、問い合わせは、オーナー制度はTEL46・8100(天塩西日本営業部)、体験型観光プランはTEL48・1737(赤穂化成)。
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