大規模災害想定しボランティアセンター開設訓練
2024年02月19日
大規模災害時にボランティアの受け入れ拠点となる災害ボランティアセンターの開設訓練が18日、中広の赤穂市総合福祉会館であり、センター立ち上げの手順を確認した。
市社会福祉協議会と市ボランティアセンターが合同で主催した。昨年はコロナ禍で規模を縮小して実施し、全面開催は4年ぶり。社協職員と赤穂ボランティア協会、赤穂防災士の会、災害登録ボランティアなど約70人が参加した。
訓練は「大雨による土石流で家屋約370棟が全半壊し、災害発生から3日目で市内の複数の避難所に約2500人が避難している」との想定で、ボランティアの受付から適性に合った業務を振り分けるマッチング、派遣先への送り出しなどの流れを実際の運営に即して行った。土のう作成や段ボールベッドの組み立て、炊き出し用テントの設置なども訓練した。
主催者によると、参加者アンケートでは「受付から役割が決まるまでの待ち時間が長かった」などの感想があったといい、反省会で課題を抽出して改善を図る予定。副センター長として訓練を取り仕切った社協の近平健一事務局長(56)は「災害はいつ、どこで起きるかわからない。スムーズな運営につなげられるよう、意識を高めることにも取り組みたい」と話した。
掲載紙面(PDF):
2024年2月24日号(2542号) 1面 (6,829,240byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
4年ぶりに全面実施された災害ボランティアセンター開設訓練
市社会福祉協議会と市ボランティアセンターが合同で主催した。昨年はコロナ禍で規模を縮小して実施し、全面開催は4年ぶり。社協職員と赤穂ボランティア協会、赤穂防災士の会、災害登録ボランティアなど約70人が参加した。
訓練は「大雨による土石流で家屋約370棟が全半壊し、災害発生から3日目で市内の複数の避難所に約2500人が避難している」との想定で、ボランティアの受付から適性に合った業務を振り分けるマッチング、派遣先への送り出しなどの流れを実際の運営に即して行った。土のう作成や段ボールベッドの組み立て、炊き出し用テントの設置なども訓練した。
主催者によると、参加者アンケートでは「受付から役割が決まるまでの待ち時間が長かった」などの感想があったといい、反省会で課題を抽出して改善を図る予定。副センター長として訓練を取り仕切った社協の近平健一事務局長(56)は「災害はいつ、どこで起きるかわからない。スムーズな運営につなげられるよう、意識を高めることにも取り組みたい」と話した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2024年2月24日号(2542号) 1面 (6,829,240byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
自民党パーティー券不正問題 山口氏「全く関与していない」 「現行定数多い」議員の半数回答 「30人が望ましい」の声も 吸引機能を一時喪失 点検で人為ミス 赤穂市民病院 子どもたちを交通事故から守りたい 「伊達直人」が呼び掛け 山陽道の通行止め解除「15日正午ごろ」 [ 社会 ] 2023年12月13日有年地区に「お試し暮らし住宅」長期滞在型 [ 社会 ] 2023年12月13日海浜公園活性化へ「うみの会議」アイデア出し合う [ 社会 ] 2023年12月12日赤穂港に初の自衛艦 一般公開に1000人超 [ 社会 ] 2023年12月11日山陽道の通行止め「15日ごろ解除」義士祭には間に合わず? [ 社会 ] 2023年12月08日「モンダいは飲酒運転、ミンなでヘルメット」 [ 社会 ] 2023年12月07日赤穂市消費者協会の3人 県自治賞など受賞【訂正あり】 [ 社会 ] 2023年12月06日《市民病院医療事故多発》被害患者が脳外科医を刑事告訴 赤穂青年会議所 12月末で解散 60年の歴史に幕 [ 社会 ] 2023年12月02日12月1日に「はくほう会病院」を統合 赤穂中央病院 [ 社会 ] 2023年11月28日公共バス路線再編案 千鳥、大津など追加 有年・上郡線は休止へ
コメントを書く