「100%の演技のため120%の準備」市児童合唱団の定演 来月3日
2024年02月24日
赤穂市児童合唱団(元岡明団長)が年一度開催する定期演奏会が3月3日(日)、中広の赤穂化成ハーモニーホールである。オペレッタ「わがままなお姫さま」をはじめ、長年交流を続ける姉妹都市・豪ロッキングハム市にちなみオーストラリアン・ソングスなどを披露する。小ホールで午後2時開演。入場無料。
同合唱団は音楽活動を通した青少年育成を目的に1975年に創立した。今年度の団員は小1から高3まで19人で、定期演奏会は48回目となる。OBを中心とする合唱グループ「コーラスフレンズ」が賛助出演する。
オペレッタで姫役の高校1年、本庄世奈さん(16)=大町=は自身9回目の定期演奏会で初めて主要キャストを演じる。「(定演は)自分の個性を素直に表現できる場。当日に100%の演技ができるよう、120%の準備をしたい」と稽古に取り組む。
指揮と演出を担当する安部智子副団長は「今年のテーマは『ありがとう』。お世話になった方々への感謝を心にもって舞台に上がってほしい」と話している。
* * *
渡航費支援を募集
赤穂市児童合唱団は、姉妹都市の豪・ロッキングハム市で3月に予定している演奏旅行へ向け、渡航費用の支援を募っている。
ロッキングハム市への演奏旅行は、姉妹都市締結翌年の1998年から3年ごとに実施。浴衣姿で歌うコンサートや現地の小学生や高校生と歌を教え合う音楽講習会で交流し、ロ市の人たちも合唱団をレセプションで歓迎するなど親交を深めてきた。2014年に兵庫県の「草の根国際功労賞」を受賞した。
19年の8回目以降はコロナ禍で行われず、5年ぶりとなる今回は3月23日から7日間の日程で団員10人と引率3人で遠征する計画。関係者によると、物価高騰に円安が拍車をかけ「遠征に必要な費用は以前のほぼ倍」になっているという。保護者の経済的負担を軽減しようと急きょインターネット上で寄付を受け付けるクラウドファンディング(CF)を立ち上げた。
3月20日までCFサイト「レディフォー」で1口3000円から寄付を受け付け、寄せられた募金は子どもたちの渡航費用に充てる。問い合わせは元岡団長TEL090・8880・7012。
掲載紙面(PDF):
2024年2月24日号(2542号) 1面 (6,829,240byte)
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48回目の定期演奏会へ来場を呼び掛ける赤穂市児童合唱団
同合唱団は音楽活動を通した青少年育成を目的に1975年に創立した。今年度の団員は小1から高3まで19人で、定期演奏会は48回目となる。OBを中心とする合唱グループ「コーラスフレンズ」が賛助出演する。
オペレッタで姫役の高校1年、本庄世奈さん(16)=大町=は自身9回目の定期演奏会で初めて主要キャストを演じる。「(定演は)自分の個性を素直に表現できる場。当日に100%の演技ができるよう、120%の準備をしたい」と稽古に取り組む。
指揮と演出を担当する安部智子副団長は「今年のテーマは『ありがとう』。お世話になった方々への感謝を心にもって舞台に上がってほしい」と話している。
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渡航費支援を募集
赤穂市児童合唱団は、姉妹都市の豪・ロッキングハム市で3月に予定している演奏旅行へ向け、渡航費用の支援を募っている。
ロッキングハム市への演奏旅行は、姉妹都市締結翌年の1998年から3年ごとに実施。浴衣姿で歌うコンサートや現地の小学生や高校生と歌を教え合う音楽講習会で交流し、ロ市の人たちも合唱団をレセプションで歓迎するなど親交を深めてきた。2014年に兵庫県の「草の根国際功労賞」を受賞した。
19年の8回目以降はコロナ禍で行われず、5年ぶりとなる今回は3月23日から7日間の日程で団員10人と引率3人で遠征する計画。関係者によると、物価高騰に円安が拍車をかけ「遠征に必要な費用は以前のほぼ倍」になっているという。保護者の経済的負担を軽減しようと急きょインターネット上で寄付を受け付けるクラウドファンディング(CF)を立ち上げた。
3月20日までCFサイト「レディフォー」で1口3000円から寄付を受け付け、寄せられた募金は子どもたちの渡航費用に充てる。問い合わせは元岡団長TEL090・8880・7012。
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