絵マップコン記念誌 20年の記録と記憶一冊に
2024年05月18日
2003年から22年まで毎年開催された「あこう絵マップコンクール」の足跡を残そうと、実行委員会が記念誌を刊行した。歴代最優秀賞の作品画像をはじめ、当時の応募者から寄せられた感想文やスタッフの手記などを収録。20年間の記録と記憶が詰まった一冊となった。
小学生以下を対象に手作りの絵地図作品を公募する同コンクールは「作品づくりを通して郷土への愛着を深めてほしい」と「西播磨地域づくり女性会議」が創設。第2回以降は市民有志の実行委が引き継ぎ、20年間の総応募点数は1327点に上った。2007年度に国土交通省「手づくり郷土賞」、10年には国土地理院感謝状、県知事賞を受賞。「実行委員の世代交代ができなかった」として一昨年を最後に幕を閉じた。
応募者が審査委員の前で自ら作品について説明するスタイルも特色で、初回応募時は説明がたどたどしかった子が年を重ねるごとに堂々と作品の意図を語るようになる成長が感じられたという。
「キラキラした目で一生懸命に発表する子どもたちの姿に未来の赤穂への明るい希望を重ねて見た」と尾上欣也会長(63)。初回から運営の中心を担った事務局長の江端益子さん(62)は「子どもたちの作品と表現力にたくさんの感動をもらいました。記念誌を通してありがとうと伝えたい」と感謝を表した。
記念誌はA4判95ページで220部発行。赤穂市立図書館と市内の幼保小中各校園所に寄贈したほか、希望者に実費で頒布する(数に限りあり)。TEL080・3138・6698(江端さん)。
掲載紙面(PDF):
2024年5月18日号(2552号) 1面 (4,677,807byte)
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「あこう絵マップコンクール」の20年間の歩みを記念誌にまとめた実行委員のみなさん
小学生以下を対象に手作りの絵地図作品を公募する同コンクールは「作品づくりを通して郷土への愛着を深めてほしい」と「西播磨地域づくり女性会議」が創設。第2回以降は市民有志の実行委が引き継ぎ、20年間の総応募点数は1327点に上った。2007年度に国土交通省「手づくり郷土賞」、10年には国土地理院感謝状、県知事賞を受賞。「実行委員の世代交代ができなかった」として一昨年を最後に幕を閉じた。
応募者が審査委員の前で自ら作品について説明するスタイルも特色で、初回応募時は説明がたどたどしかった子が年を重ねるごとに堂々と作品の意図を語るようになる成長が感じられたという。
「キラキラした目で一生懸命に発表する子どもたちの姿に未来の赤穂への明るい希望を重ねて見た」と尾上欣也会長(63)。初回から運営の中心を担った事務局長の江端益子さん(62)は「子どもたちの作品と表現力にたくさんの感動をもらいました。記念誌を通してありがとうと伝えたい」と感謝を表した。
記念誌はA4判95ページで220部発行。赤穂市立図書館と市内の幼保小中各校園所に寄贈したほか、希望者に実費で頒布する(数に限りあり)。TEL080・3138・6698(江端さん)。
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2024年5月18日号(2552号) 1面 (4,677,807byte)
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