勤務中に同僚に暴力 60代男性看護師を減給の懲戒処分 【修正あり】
2024年08月06日
勤務中に同僚職員に暴力をふるったとして、赤穂市民病院は2日、60代男性看護師を減給10分の1(6か月)とする懲戒処分を行ったと発表した。
病院によると、男性看護師は今年7月10日午前11時50分ごろ、病院内で業務上の不備を同僚の50代女性看護師に指摘されたことに腹を立てて暴言。被害を上司に相談していた同僚の背中を殴打したという。
病院は「被害者に関する情報は差し控える」として発生場所や当時の詳しい状況を明らかにしていないが、「治療を要するようなけがはなかった。患者は近くにおらず、患者への影響はなかった」(総務課)としている。
市は「職場内の秩序を乱す行為で、職員全体の信用と名誉を著しく傷つけるもの」として、7月31日付けで懲戒処分。男性看護師は同日付けで依願退職した。
高原秀典・病院事業管理者は「公務員の信頼を失墜させるもので、生命を守る病院職員として決してあってはならない行為であり、心よりお詫び申し上げる。今回の事案を厳粛に受け止め、職員に対し、職務の内外を問わず公務員としての自覚を促すとともに、より一層、服務規律の徹底と綱紀粛正を図り、市民の皆様の信頼回復に取り組んでいく」とのコメントを発表した。
* * *
暴力行為があった際の状況について、病院への取材で新たにわかったことがありましたので、記事を加筆しました。(2024年8月13日15時20分)
掲載紙面(PDF):
2024年8月10日号(2563号) 1面 (12,261,973byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
病院によると、男性看護師は今年7月10日午前11時50分ごろ、病院内で業務上の不備を同僚の50代女性看護師に指摘されたことに腹を立てて暴言。被害を上司に相談していた同僚の背中を殴打したという。
病院は「被害者に関する情報は差し控える」として発生場所や当時の詳しい状況を明らかにしていないが、「治療を要するようなけがはなかった。患者は近くにおらず、患者への影響はなかった」(総務課)としている。
市は「職場内の秩序を乱す行為で、職員全体の信用と名誉を著しく傷つけるもの」として、7月31日付けで懲戒処分。男性看護師は同日付けで依願退職した。
高原秀典・病院事業管理者は「公務員の信頼を失墜させるもので、生命を守る病院職員として決してあってはならない行為であり、心よりお詫び申し上げる。今回の事案を厳粛に受け止め、職員に対し、職務の内外を問わず公務員としての自覚を促すとともに、より一層、服務規律の徹底と綱紀粛正を図り、市民の皆様の信頼回復に取り組んでいく」とのコメントを発表した。
* * *
暴力行為があった際の状況について、病院への取材で新たにわかったことがありましたので、記事を加筆しました。(2024年8月13日15時20分)
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2024年8月10日号(2563号) 1面 (12,261,973byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂管内居住の新規陽性27人(2月18日) [ 社会 ] 2022年02月18日市民病院が救急受け入れを全面再開 [ 社会 ] 2022年02月17日赤穂管内居住の新規陽性38人(2月17日) [ 社会 ] 2022年02月17日赤穂管内居住の新規陽性44人(2月16日) [ 社会 ] 2022年02月16日都計審、環境審など委員を公募 市民病院 救急受け入れ12日ぶり再開 [ 社会 ] 2022年02月15日赤穂管内居住の新規陽性37人(2月15日) [ 社会 ] 2022年02月15日牟礼正稔市長が赤穂民報の記事に抗議 赤穂管内居住の新規陽性35人(2月14日) [ 社会 ] 2022年02月14日赤穂管内居住の新規陽性45人(2月13日) [ 社会 ] 2022年02月13日赤穂管内居住の新規陽性25人 新たに医療機関でクラスター(2月12日) [ 社会 ] 2022年02月12日《市民病院医療事故多発》内部検証の正当性に疑義 関係者証言から見える経営検討委の裏側 ストレスチェック 不実施なのに「実施」 [ 社会 ] 2022年02月12日「心残りないお別れを」納棺師の中山泉さん [ 社会 ] 2022年02月12日
コメントを書く