総合計画見直しへ提案や要望 市民ワークショップ
2024年10月03日
「赤穂市総合計画」の中間見直しに向けて市民の意見を求める「市民ワークショップ」が9月28日にあり、市民18人が参加。人口減少に歯止めをかけるための「転入者増加」と「出生数向上」をテーマにアイデアを出し合った。
総合計画は「市政運営における最上位の計画」で、各部署が策定している個別計画をおおむね網羅する。2030年までの10年間を目標期間とする現行の総合計画は来年度末で前半5年間が終了することから、市は見直しの参考材料となる市民の声を集めようと市民ワークショップを9月5日から3回シリーズで開催。初回と第2回は現計画の施策をベースに「増やしたいもの、減らしたいもの」を話し合い、28日が最終回だった。
4〜5人ずつのグループで自由に議論して結果を発表。「転入者増加」については「赤穂は自然が豊かなだけでなく、車10分以内でほとんどのものが揃う便利さもある」とまちの良さを挙げた上で「ネット広告でもっとPRすべき」などと情報発信の強化を勧める意見があり、「出生数向上」では「子どもが病気になったときの相談窓口の設置」「子育て世帯への医療、育児、経済の支援を手厚く」などの要望が出された。
その他には、「若い人たちが楽しめるアミューズメント施設やイベントが少ない」「今住んでいる人への特典を」といった意見もあった。
今年4月に姫路から家族3人で移住してきた加里屋の飲食店パート、大河内孝子さん(39)は「他の方の意見を聞けて、赤穂市のことを知ることができてよかった」と市政への関心を高めた様子だった。
市によると、ワークショップで集まった意見やアイデアは所管の部署に提供され、各所管が総合計画の見直し素案を作成する参考材料になるという。素案を有識者会議の総合計画審議会に諮り、議会の議決を経て来年度中に総合計画を改訂する。
市民同士で総合計画や市政課題について意見を出し合った「市民ワークショップ」
総合計画は「市政運営における最上位の計画」で、各部署が策定している個別計画をおおむね網羅する。2030年までの10年間を目標期間とする現行の総合計画は来年度末で前半5年間が終了することから、市は見直しの参考材料となる市民の声を集めようと市民ワークショップを9月5日から3回シリーズで開催。初回と第2回は現計画の施策をベースに「増やしたいもの、減らしたいもの」を話し合い、28日が最終回だった。
4〜5人ずつのグループで自由に議論して結果を発表。「転入者増加」については「赤穂は自然が豊かなだけでなく、車10分以内でほとんどのものが揃う便利さもある」とまちの良さを挙げた上で「ネット広告でもっとPRすべき」などと情報発信の強化を勧める意見があり、「出生数向上」では「子どもが病気になったときの相談窓口の設置」「子育て世帯への医療、育児、経済の支援を手厚く」などの要望が出された。
その他には、「若い人たちが楽しめるアミューズメント施設やイベントが少ない」「今住んでいる人への特典を」といった意見もあった。
今年4月に姫路から家族3人で移住してきた加里屋の飲食店パート、大河内孝子さん(39)は「他の方の意見を聞けて、赤穂市のことを知ることができてよかった」と市政への関心を高めた様子だった。
市によると、ワークショップで集まった意見やアイデアは所管の部署に提供され、各所管が総合計画の見直し素案を作成する参考材料になるという。素案を有識者会議の総合計画審議会に諮り、議会の議決を経て来年度中に総合計画を改訂する。
<前の記事 |
[ 政治 ]
ごみ処理有料化、市が導入を「見送り」 [ 政治 ] 2010年02月22日ごみ処理有料化の実施案は変更なし [ 政治 ] 2010年02月17日「ごみ処理有料化撤回して」署名5400筆で請願 [ 政治 ] 2010年02月17日共生ビジョン懇談会 23日に開催 [ 政治 ] 2010年02月16日共生ビジョン素案、修正は次回へ [ 政治 ] 2010年02月15日17日にごみ処理有料化検討委 [ 政治 ] 2010年02月10日都市計画審議会の委員を公募 一問一答方式「反問権なし」で導入へ [ 政治 ] 2010年02月09日地区ごとに市民と行政が対話 [ 政治 ] 2010年02月09日定住自立圏、15日に赤穂市役所で協議会 [ 政治 ] 2010年02月08日「インパクトない−」共生ビジョンに“ダメ出し” [ 政治 ] 2010年02月04日まちづくりの取組案を住民提言 [ 政治 ] 2010年02月02日定住自立圏共生ビジョン懇談会、4日に初会合 [ 政治 ] 2010年01月29日市議会の「一問一答方式」9月導入決定 [ 政治 ] 2010年01月27日ごみ処理有料化、市民意見を募集
コメントを書く