「音の風景」テーマに趣味のボールペン画展
2025年03月16日
何気ない街角や風景をボールペンで描いた作品展が坂越のギャラリー喫茶「さこし高瀬舟」で開かれている。
絵画をライフワークとする正保橋町の徳丸透さん(73)が水彩画と合わせて計23点を出品。花見客が集まる桜の名所を題材にした「ワァーキレイ」、踏切を通過する電車を描いた「カンカンカン」など「音の風景」をテーマにした4号~10号の小品が並ぶ。
普段からカメラを持ち歩き、気になる風景や場面に遭遇すればシャッターを切る。写真を参考に構図をアレンジして鉛筆でデッサン。黒と青の太さ0・3ミリ~1・0ミリの10種類のボールペンを使い、瓦の1枚1枚など細部まで丁寧に描いていく。
元々は水彩で花を主に描いていた徳丸さん。1年半ほど前、品切れになった愛用の画用紙の代わりに購入したスケッチブックの紙が薄く、水を含むと波打って作品にならなかったため、仕方なくボールペンで描いたのが始まりだという。
「ごまかしが効かない難しさはあるが、黒や青だけで何とかして色を出せないか、工夫することがおもしろい」と今では水彩画よりもボールペン画に「はまってしまった」と笑う。
4月3日(木)まで午前10時~午後4時(金土日休み)。TEL0791・48・7122。
掲載紙面(PDF):
2025年3月15日号(2591号) 1面 (5,945,426byte)
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絵画をライフワークとする正保橋町の徳丸透さん(73)が水彩画と合わせて計23点を出品。花見客が集まる桜の名所を題材にした「ワァーキレイ」、踏切を通過する電車を描いた「カンカンカン」など「音の風景」をテーマにした4号~10号の小品が並ぶ。
普段からカメラを持ち歩き、気になる風景や場面に遭遇すればシャッターを切る。写真を参考に構図をアレンジして鉛筆でデッサン。黒と青の太さ0・3ミリ~1・0ミリの10種類のボールペンを使い、瓦の1枚1枚など細部まで丁寧に描いていく。
元々は水彩で花を主に描いていた徳丸さん。1年半ほど前、品切れになった愛用の画用紙の代わりに購入したスケッチブックの紙が薄く、水を含むと波打って作品にならなかったため、仕方なくボールペンで描いたのが始まりだという。
「ごまかしが効かない難しさはあるが、黒や青だけで何とかして色を出せないか、工夫することがおもしろい」と今では水彩画よりもボールペン画に「はまってしまった」と笑う。
4月3日(木)まで午前10時~午後4時(金土日休み)。TEL0791・48・7122。

ボールペンで描いた風景画などを展示している徳丸透さん
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2025年3月15日号(2591号) 1面 (5,945,426byte)
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