忠臣蔵のふるさと・播州赤穂の地域紙「赤穂民報」のニュースサイト
文字の大きさ

赤穂民報


  1. トップページ
  2. スポーツ
  3. 記事詳細

田中康湧五段 育った碁会所で指導碁

 2025年03月23日 
赤穂市内の碁会所からプロ棋士になった田中康湧(こうゆう)五段(23)が16日に来穂。アマチュア囲碁愛好者らと指導碁で対局した。

赤穂楽碁会のメンバーらが見つめる中、三面打ちの指導碁で対局した田中康湧五段


 相生市出身の田中五段は小3で囲碁サークル「赤穂楽碁会」に入会。アマ7段の黒田紀典前会長(84)=塩屋=らベテランとの手合わせで力をつけて小6で棋士の卵の「院生」になり、16歳でプロになった。昨年は29勝を挙げ、所属する関西棋院から若手奨励賞の「谷口賞」と、交流棋戦年間最多勝の「吉田賞」をダブル受賞。さらなる飛躍が期待される。

 この日は多忙なスケジュールの中、3年ぶりに来穂。赤穂楽碁会のリーグ戦が行われた加里屋中洲の市民会館で3人と同時に対局する「三面打ち」で会員らの挑戦を受け、時間の許す限り延べ16人に胸を貸した。囲碁歴約30年で初めてプロと対局したという上仮屋南の木津信行さん(76)は「瞬間的な判断が速い」と強さに舌を巻いた。

 「今後の活躍を楽しみに応援したい」と中嶋正義会長。田中五段は「今年は新人王戦、若手棋戦の優勝と名人戦のリーグ入りを目指して頑張る」と抱負を語った。

 * * *

 昨年の勝利数と「吉田賞」の説明に誤りがありましたので、記事を修正しました。取材時の確認が不十分でした。おわびします。(2025年3月23日9時50分)
<前の記事


コメントを書く

お名前 (必須。ペンネーム可):

メールアドレス (任意入力 表示されません):

内容 (必須入力):

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。

1 2 3 4 5 6

最新のコメント

各種お申込み

以下より各お申込み、資料請求フォームにリンクしています。ご活用下さい。

スマホサイトQRコード

スマホ用URLをメールでお知らせ!
e-mail(半角入力)


ドメイン指定受信をされている方は「@ako-minpo.jp」を指定してください。

閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警
閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警