ハチ捕り名人、活躍の季節
2009年05月02日
“ハチ捕り名人”の西村武夫さんの手によって民家床下から取り除かれるミツバチの巣
訪れたのは福浦の木造民家。人が住んでおらず、5年ほど前にも同じ床下にミツバチが営巣。そのときは所有者が殺虫剤で駆除したという。
西村さんは作業着に防護帽とビニール手袋の軽装で登場。畳と床板を外すと、水平の柱から高さ50センチぐらいの逆円すい型の巣がぶら下がっているのが見えた。巣の主はニホンミツバチで「10万匹級の特大サイズ」だという。
捕獲作業は巣の表面に群がるハチを掃除機で吸い取ることから始まった。吸い込んだハチは掃除機に取り付けられた木箱に納まる仕掛け。西村さんが市販の掃除機を改造したもので、携帯型掃除機もあるという。
あらかたハチがいなくなると、巣の解体に移った。板状の巣が全部で7、8枚はあるだろうか。1枚の大きさは長さ50〜60センチほどの楕円形。いずれも無数の六角形が整然と並んでいる。
なるべく巣を壊さないように慎重に取り外し、この日は約1時間で作業を終えた。「5万匹ぐらい捕まえたかな。同じぐらいの数の働きバチがそのうち外出先から戻ってくるはず」と、日を改めて3回ほど捕獲作業を繰り返し、完全に回収する。
山口県の農家に生まれた西村さん。実家に養蜂箱があり、ハチの取り扱いには自然と慣れた。転勤で赤穂へ移り住んでからも知人などの依頼で巣を撤去。集めたミツバチは自宅で飼育するか、人里離れた野山で放してやる。
「ハチは野菜や果物の受粉を助ける。怖がる人は多いが、習性を正しく知れば危険は少ない」と西村さん。「農薬に弱いミツバチが生息できるのは環境が清浄である証」といい、「赤穂の特産品にできないか」と蜂蜜を練り込んだ甘露飴の商品開発にも取り組む。
ミツバチはこれから7月にかけてが「巣分かれ」の時期。新たな巣が完成するまでの間、民家の軒下などで集団化する習性があるといい、西村さんは「むやみに殺そうとせず、まずは連絡してほしい」と話している。捕獲、撤去費用は無料。Tel080・6129・1645。
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掲載紙面(PDF):
2009年5月2日(1846号) 3面 (9,706,947byte)
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コメント
昼間の方がやりやすいです。紐はたこ糸か木綿の太めの糸の二本よりくらいでないと しっかり縛りつけられません。
また大学の先生が使っていた炭酸カスボンベは5キロか7キロ用ですが、600グラム
か700グラム入りのボンベを売ってします。ボンベが一万円 調整器を付けると少し余分に掛かります。
金物の蓋も二千円取られました。うっかりガスを逃がしてしまうこともありますので、一本では 急いでは充填してくれないので
二本買いました。使用期限は五年 検査料がそこで掛かります。持ち歩きには断然小型ボンベです。
肺気腫の人の携帯型酸素ボンペくらいです。何でも道楽の骨頂です。私は洋蜂の羽根切りの時麻酔を掛けて
やってます。旧王を殺すときも 麻酔してから殺します。オオスズメバチを捕まえた時も使います。詰め替え料は2100円です。
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投稿:きらめき 2009年06月20日何れも失敗に終わりました。今回戦死者の墓の中のニホンミツバチの駆除を頼まれましたが、
殺さないでと云うのが依頼者の希望で 始めビニールの袋とタンサンガスでやってみましたが、
上手く袋の中に落ちませんでした、続いて蜜の重みで落ちていた 巣板を付いていた蜂ごと
巣箱に入れてみました。四枚入れて残りは二枚と見ましたが、全部捕ったとき置くに小さい巣があって
三枚残りました。作業は一置きにして隙間はビニールで覆って翌日残る巣を空枠に縛りつけて
墓の中に差し込んで隙間はビニールシートで覆っておきました。次の日に見たら居るだけの蜂は
縛りつけた巣枠に付いていました。二枚の枠を一緒に巣箱に入れれば良かったのですが、
一枚を捕ったらかなりの蜂が下に落ちました。残る蜂を枠毎巣箱に入れて後は燻煙器でカロートの中が
見えなくなるほど燻煙したら、蜂がソ゜ロソ゜ロと出てきました。巣箱ま先端と今まで出入りしていた所と
揃えなかったので なかなか蜂が巣箱に入りませんでした。気づいて箱を下げたら間もなく入りました。
タンサンガスは確かに有効ですが、 ビニールで密閉できなくては 一気に捕獲することは諦めて
二日でも三日でも掛けて 蜂を巣に集めることが大切です。それなら簡単に巣箱に入ります。
王が入れば後は簡単です。先ずはおためしあれ。 諸兄は殆ど分封群の捕獲に頼っているようですが、
定着した蜂を捕獲する方法を覚えれば 拾うようなものです。
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投稿:きらめき 2009年06月20日コメントを書く