関電赤穂発電所で大規模防災訓練
2009年10月28日
関西電力赤穂発電所であった総合防災訓練
重油など約18万6000リットルを貯蔵する同発電所は県下に39カ所ある特定事業所の一つ。数年に一度、持ち回りの訓練会場となっている。
姫路海上保安部など12の関係機関から約220人、ヘリコプター1機、消防車両等22台、船舶6隻が参加。「山崎断層地震で配管から重油が漏えいし、タンク火災が発生した」との想定で、陸海両方で訓練を展開した。
陸上では破損個所の周囲に土のうを積み、防液堤を構築。タンク屋上に取り残された重傷者を担架とロープで救出し、高所放水車で消火活動を行った。一方、海上では全長約240メートルのオイルフェンスで拡散を防御し、浮流油に見立てた着色剤を吸着マットで回収した。
監修した姫路海上保安部の寺坂重義部長は「被害を拡大させないためには初期対応が重要。日ごろから万一に備えた準備をしてほしい」と講評。タンクの点検業務を担当している発電所職員の安藤泉さん(46)は「自分たちの行動の早さで被害が大にも小にもなる。さらに気を引き締めたい」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年10月31日(1868号) 4面 (8,719,596byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
消防デジタル無線談合 赤穂市入札も該当 [ 社会 ] 2017年02月07日災害VCの立ち上げ手順を確認 [ 社会 ] 2017年02月06日「景観残したい」思い大切に [ 社会 ] 2017年02月05日健康づくり功労者を表彰 [ 社会 ] 2017年02月03日関電 赤穂火力の石炭転換断念 産廃処分場反対「一世帯100円」 [ 社会 ] 2017年01月31日災害時物資供給 ゴダイと協定 [ 社会 ] 2017年01月30日有年中に交通安全優良学校表彰 28年火災件数 過去最少10件 [ 社会 ] 2017年01月27日「文化財防火デー」大蓮寺で訓練 [ 社会 ] 2017年01月26日平成29年消防出初式受章者 [ 社会 ] 2017年01月24日さらなる精進誓い術科始め [ 社会 ] 2017年01月20日《御崎メガソーラー問題》工事再開へ見通し [ 社会 ] 2017年01月18日インフル学級閉鎖 今年度初 小雪舞う中、消防出初式 [ 社会 ] 2017年01月15日
コメントを書く