市が6次行革大綱を策定
2008年04月09日
赤穂市は今年1月に発表した素案の検討を進めていた「第6次行政改革大綱」を策定したと7日発表した。実施計画では「市議会議員定数の見直し」の1項目が加わって54項目になった以外に大きな変更はなく、一般家庭ごみ処理有料化、職員給与の減額は当初案のまま盛り込まれた。
6次行革大綱は今年度から5カ年の財政収支を改善するためのプラン。市行革担当によると、議員定数削減のほか、▽臨時職員の勤務形態▽千種川水質調査▽老人クラブ事業補助金―の各見直しなど素案にはなかった取組みが新たに加わったことなどにより、5年間の削減効果額は13億3950万円から16億9920万円に上がった。当初見込んでいた公的資金補償金免除繰上償還による地方交付税の減額がなくなったことも効果額を上昇させる要因となった。
素案の協議については、公募委員を含む「赤穂市行政改革推進委員会」(近藤哲郎委員長)が4回開催。「健全な行財政構造を構築するための大綱として、おおむね妥当」と承認。「引き続き市民の意見も聞きながら必要に応じて見直しを」と要望した。
12組から72の意見が集まったパブリックコメントは「すでに織り込み済みか、または今後参考にすべきものだった」(市行革担当)とし、具体的に反映されたものはなかった。
山脇再起男・行財政改革推進担当参事は「計画を実行に移し、着実に改革を進めていきたい」と話している。
掲載紙面(PDF):
2008年4月12日(1790号) 1面 (7,906,666byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
6次行革大綱は今年度から5カ年の財政収支を改善するためのプラン。市行革担当によると、議員定数削減のほか、▽臨時職員の勤務形態▽千種川水質調査▽老人クラブ事業補助金―の各見直しなど素案にはなかった取組みが新たに加わったことなどにより、5年間の削減効果額は13億3950万円から16億9920万円に上がった。当初見込んでいた公的資金補償金免除繰上償還による地方交付税の減額がなくなったことも効果額を上昇させる要因となった。
素案の協議については、公募委員を含む「赤穂市行政改革推進委員会」(近藤哲郎委員長)が4回開催。「健全な行財政構造を構築するための大綱として、おおむね妥当」と承認。「引き続き市民の意見も聞きながら必要に応じて見直しを」と要望した。
12組から72の意見が集まったパブリックコメントは「すでに織り込み済みか、または今後参考にすべきものだった」(市行革担当)とし、具体的に反映されたものはなかった。
山脇再起男・行財政改革推進担当参事は「計画を実行に移し、着実に改革を進めていきたい」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年4月12日(1790号) 1面 (7,906,666byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 政治 ]
「出産費を5万円補填」市長が方針 [ 政治 ] 2008年12月20日市長らの期末手当、引き下げを答申 [ 政治 ] 2008年12月15日下水道料は値上げ保留 市長「政治的判断」 [ 政治 ] 2008年12月05日政治倫理条例案「実質的経営」の定義まとまる [ 政治 ] 2008年11月28日特別職報酬「3・38〜4・5%カット」答申へ [ 政治 ] 2008年11月19日「市民の負担増は撤回して」署名提出 [ 政治 ] 2008年11月12日
公共料金の値上げ、審議会が「妥当」と答申 [ 政治 ] 2008年11月12日
市民一人当たり資産は187万円 赤穂市バランスシート [ 政治 ] 2008年11月10日赤穂市美化センターの職員を戒告処分 定住自立圏に決定も「中心市」は備前市 [ 政治 ] 2008年10月28日「議員の配偶者、2親等以内は契約辞退」条例化へ [ 政治 ] 2008年10月27日
ごみ処理有料化、審議会は「了承」の方向 [ 政治 ] 2008年10月23日特別職の報酬改定へ意見募集 [ 政治 ] 2008年10月09日市長、議員らの給料「減額」の方針定まる [ 政治 ] 2008年10月01日プラット駐車場を多目的活用可に [ 政治 ] 2008年09月19日
コメントを書く