住民の手で芝生の公園
2010年10月13日
芝生が広がり、はだしの子どもたちも見られる御崎第一公園
芝生化は「はだしで安心して遊べる公園を作ろう」と元禄橋自治会(亀井義明会長)が取り組み。公園の西側約1000平方メートルに市から提供を受けたポット苗約4000株を植え付けた。事業費は約90万円で、シート状の芝を植栽する方法の約1割で済んだ。
当初週1回を予定していた水やりは夏場の厳しい暑さと少雨で毎日朝夕2回となったが、近所の住民を中心に欠かさず世話。その甲斐あって秋の訪れとともにグリーンの面積が急速に拡大した。
芝生の上をはだしで遊ぶ子どもの姿が増え、それに伴い、公園内の紙くずや犬のふんはまったく見られなくなったという。毎日子どもを連れて遊びに来るという近所の主婦、佐圓智子さん(30)は「安心して遊ばせることができ、緑で心も和みます」と喜ぶ。
「うまくいくか心配したが、根付いてくれてよかった」と話す自治会副会長の濱口義信さん(61)。芝生化への取り組みを公園の東半分にも拡張する計画もあり、「今後も地域で協力して自慢の公園に育てたい」と、さらにやる気を高めている。
<前の記事 |
関連サイト:
【関連記事】「はだしで遊べる公園に」芝生を植栽
掲載紙面(PDF):
2010年10月16日(1916号) 4面 (11,262,910byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
城南緑地のコクチョウ死ぬ [ 街ネタ ] 2024年05月17日能登地震被災地へボランティア募集 一本のハナミズキに赤と白の花 [ 街ネタ ] 2024年04月27日「桜でいっぱいの山に」宝珠山で植樹活動 「見た目にだまされないで」創作パンで詐欺防止PR [ 街ネタ ] 2024年03月09日患者と家族の拠り所 月例の「がんサロン赤穂」 大規模災害想定しボランティアセンター開設訓練 綿栽培通して「人間サイズのまちづくり」兵庫県から奨励賞 文化祭バザー収益を子ども食堂に寄付 赤穂高生徒会 路傍の掲示板に善意の書 続けて30年 男性の思い 城南緑地の飼育施設 ウサギの数ついにゼロ [ 街ネタ ] 2023年12月17日子どもたちを交通事故から守りたい 「伊達直人」が呼び掛け 電動カートの下敷きになった半身麻痺の女性助けた「地獄に仏」 [ 街ネタ ] 2023年12月13日赤穂駅南ロータリーにイルミ設置 義士祭前夜と当夜に点灯 [ 街ネタ ] 2023年12月08日高齢者クラブが野菜栽培 交流と生きがいに [ 街ネタ ] 2023年10月28日
コメントを書く