内蔵助愛用の碁盤も 忠臣蔵交流囲碁
2010年12月12日
花岳寺で行われた忠臣蔵交流囲碁大会
赤穂市文化会館小ホールを貸し切って前日行われた予選には東は千葉、西は長崎の全国各地からアマチュア棋士193人が参加。5階級で対局し、5級以上の3クラスは上位4人による決勝トーナメントを2日目に行った。
決勝進出者らは同寺の義士墓所を参拝してから対局場となる本堂へ。会場には内蔵助が使用した碁盤(御崎・正福寺蔵)が特別展示され、おごそかな雰囲気の中、碁石を打つ音が静かに響いた。
Aクラス(4段以上)で優勝した千葉県柏市の小田良三さん(67)は「花岳寺本堂での決勝は、ほどよい緊張と落ち着きを感じながら打てました。記念すべき第1回大会に勝つことができ、感激です」とトロフィーを手に喜びを語っていた。
今大会は定住自立圏構想推進事業として、赤穂、上郡、備前の囲碁クラブが共同で企画した。実行委員長の黒田紀典さん(70)=塩屋=は「予想以上の申込みがあり、盛大に開催できた。協力してくれたスタッフ、協賛企業に感謝したい」と話していた。
各クラスの上位結果は次のとおり。敬称略。
▽Aクラス(4段以上)=(1)小田良三(千葉県柏市) (2)三田村譲(豊中市) (3)谷政義(備前市) (4)谷義則(大阪市)
▽Bクラス(初段〜3段)=(1)河本吉雄(赤穂市) (2)三浦稜介(姫路市) (3)井川正美(赤穂市) (4)吉川雅也(同)
▽Cクラス(1級〜5級)=(1)福山宣房(赤穂市) (2)信原保彦(相生市) (3)高岸孝司(赤穂市) (4)野田辰二郎(同)
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年12月18日(1924号) 3面 (12,564,616byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
今年の義士祭「例年通りの規模困難」 赤穂浪士「助命か厳罰か」中学歴史で討論 新田に赤穂緞通のギャラリー工房 [ 文化・歴史 ] 2020年06月19日ふれあい囲碁 市民限定で4か月ぶり開催 [ 文化・歴史 ] 2020年06月15日コロナ影響で市美術展中止 赤穂民報主催・第33回習字紙上展の作品募集 レナウンの基礎築いた尾上設蔵 桃井ミュージアム開館10年で感謝デー [ 文化・歴史 ] 2020年05月23日ゆず、Aimerなどに楽曲 釣俊輔さん [ 文化・歴史 ] 2020年04月04日「歩いてほのぼの」春の坂越写真展 [ 文化・歴史 ] 2020年04月03日義士ダンス CD完成「時を超えて〜AKO47のテーマ〜」 [ 文化・歴史 ] 2020年04月03日忠臣蔵研究の第一人者 山本博文氏死去 相生産高機械科 銅鏡復元に成功 [ 文化・歴史 ] 2020年03月30日「塩のまち」住民有志が歴史学ぶ会 [ 文化・歴史 ] 2020年03月20日ジャコウアゲハ地道に観察 報告書第3弾 [ 文化・歴史 ] 2020年03月14日
コメントを書く