昔ながらの糸紡ぎを体験
2011年02月02日
有年小であった綿花の糸紡ぎ体験
材料となる綿花を提供したのは、校区内で砕石場を操業している「奥村組土木興業」(本社・大阪市港区、奥村安正社長)。砕石跡の緑化につなげようと、乾燥した土壌でも比較的育ちやすい綿花の栽培を昨年4月から始めた。衣類の自給について研究している同志社大学院生の大石尚子さん(37)=西宮市=に助言を求めながら、試験的に約300平方メートルを作付け。100キロほどの綿花を収穫できたという。
「環境学習に役立ててもらえれば」と社員5人が大きなビニール袋一杯に入った綿花を持って来校。道具の「綿くり機」と「糸車」は大石さんが持参した。
児童らは、2本のローラーの間に綿花を通す「綿くり」で綿と種を分離。弓の弦で繊維をほぐし、直径約70センチの車輪が付いた糸車を回した。車輪の回転速度に比例して糸の太さが変わる様子を実感しながら、一人4メートルほどの糸を紡いだ。
糸を細くし過ぎると途中で切れてしまうことも。大鷹幹樹君(10)は「細い糸を作るのは大変。服を一着作るのにどのくらいの糸がいるのかな」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2011年2月5日(1931号) 3面 (8,268,008byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
心の込もった一服に父母ら感激 [ 子供 ] 2009年01月26日8日、赤穂市ようちえんまつり インフルエンザ流行で学級閉鎖 オーストラリアの交流校から城西小児童へ返信 [ 子供 ] 2009年01月17日有年小6年生が創作劇を稽古中 プリン作りで理科学習 [ 子供 ] 2009年01月15日五色百人一首、参加者募集 園児の成長願って獅子舞 仕事やりとげたい−中学生が「番外編トライやる」 7日から「子ども平和ポスター展」 拍子木カチカチ「火の用心」 もちつきはけっこう大変 [ 子供 ] 2008年12月23日天へ昇った「スズランおじさん」 「忠臣蔵のふるさとへようこそ」児童らが観光案内 [ 子供 ] 2008年12月11日歳末たすけあい運動にバザー売上げを募金
コメントを書く