「被災児へ手作りバッグを」主婦ら呼びかけ
2011年04月06日
「被災地の子どもたちへ手作りバッグを贈ろう」と呼びかける萩原雅子さん(右)と西本和子さん
「新年度を迎えた子どもたちが通園、通学のかばんがなくて困っている」との福島県在住の主婦からの訴えを財団法人日本手芸普及協会が4日、会員へ発信。全国各地の手芸愛好家の間で急速に運動が広まっているという。
募集しているのはキルティングなど厚地の布で作った手提げかばん。「わざわざ布地を買ってまでということではなく、家にある余り布で協力してほしい」と色や柄は自由だ。
赤穂でも会員歴約5年のパート従業員、萩原雅子さん(49)=惣門町=が周囲に呼びかけた。今のところ、職場の同僚の西本和子さん(55)=中広=と2人で作っているが「私たちだけでは限りがある。市民に広く呼びかけたい」と本紙を訪れた。
「現地へボランティアに行くのは難しいけれど、これなら自宅でできます」と萩原さん。「できれば赤穂から20袋は送りたい。みなさんが作ったバッグが被災地の子どもたちを元気づける。ぜひご協力をお願いします」と話している。
協力の申し出、問合せは萩原さん(電話42・3671)まで。布地の提供も募集する。寸法など詳しい仕様の説明は日本手芸普及協会のホームページ(http://www.jhia.org/)でも紹介。協会が設定した目標に達しても、赤穂では4月13日(水)までは受け付ける。
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関連サイト:
■財団法人日本手芸普及協会
掲載紙面(PDF):
2011年4月9日(1940号) 1面 (6,855,670byte)
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投稿:すごい反響! 2011年04月06日コメントを書く