- トップページ>
- 絵本で世界を旅しよう>
- 記事詳細
なぜ草や木が生えたの?
2011年06月04日
「地球が緑になったわけ」 ○文・絵/ナイマ・ハク ○訳/本山央子 ○かたつむり文庫(蝸牛社)
地球には「土」と「氷」とそして「火」の三人の神が住んでいたようです。
ある時、土の神が火の神のおどりにひきこまれて、氷の神とのしあわせなくらしを忘れたそうです。
氷の神は空気となって空高くのぼっていきました。すると大地はかわき、ひびわれ、いのちを生み出すこともできなくなりました。
空の氷の神は土の神がかわいそうになり、雨をふらしてやったそうです。やがて大地はもとの緑ゆたかな地球がもどったとか…。
この物語が、ガンジス川の下流にあって毎年のように水害にみまわれた地で生まれたことに驚きを感じます。
バングラデシュの人々の水に対する思いの深も感じました。
* * *
「地球が緑になったわけ」○文・絵/ナイマ・ハク○訳/本山央子○かたつむり文庫(蝸牛社)
* * *
▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2500冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。TEL49・2089。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2011年6月4日(1946号) 3面 (9,988,298byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 絵本で世界を旅しよう ]
時間はどこにいるの? 2013年02月16日
子どものパワー 2013年02月02日
おじいさんの一つの願い 2013年01月26日
奇跡と人生 2013年01月19日
いつか きっと 2013年01月01日
おくりものはナンニモナイ 2012年12月15日
おとうさんの子もりうた 2012年11月03日
月夜の晩 2012年10月27日
どんぐりの物語 2012年10月06日
からすのカーさん へびたいじ 2012年06月09日
イランの絵本 2012年04月21日
まつぼっくりのぼうけん 2012年04月07日
タンポポの綿毛 2012年03月31日
事実と真実 2012年02月18日
少女の願い 2012年02月04日
コメントを書く