福祉大生が宮城で復興ボランティア
2011年06月15日
被災地の側溝で泥の除去を行う学生ボランティア=大学提供
10日夕方に安井秀作学長をはじめ職員や学生らに見送られて同大を出発した一行はマイクロバスで宮城県へ。翌朝現地に到着すると車中泊の疲れもいとわず、さっそく作業を開始した。
ボランティアセンターから任された役割は東松島市赤井地区での清掃支援活動。海から約3キロ内陸にもかかわらず、高さ1・5メートルを超える津波が住宅地へ押し寄せた。学生たちは側溝にたまったまま手つかず状態の汚泥をスコップで掘り出した。
海水を含んだ泥はずっしりと重く、腕の筋肉はすぐにパンパン。初日は雨に打たれながら作業し、2日目は初夏の日差しに汗だくになった。帰りのバスは全員すぐに眠りに落ちたという。
今回の活動を呼びかけた社会福祉学部4回生の清水翔太さん(22)=黒崎町=は「一人の力は小さくても、集めたら大きな力になる」と実感。「現地には、まだまだ助けを必要としている人がいることを知ってほしい」と学内で報告会を開く予定で、「復興に少しでも役立つために今後も自分にできることを見つけたい」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2011年6月18日(1948号) 1面 (8,008,029byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ ボランティア ]
余った食品募集「フードドライブ」 [ ボランティア ] 2021年08月27日「多様性受け入れた」元青年海外協力隊員が講演 [ ボランティア ] 2021年08月09日「東之浜の海岸守」に大臣表彰 [ ボランティア ] 2021年08月07日有年地区でヒガンバナ復活大作戦 古新聞でエコバッグ 子ども食堂などで活用 [ ボランティア ] 2021年07月31日シルバー人材Sが赤穂城跡で清掃奉仕 [ ボランティア ] 2021年07月28日消防殉職者慰霊碑で美化清掃 [ ボランティア ] 2021年07月25日熱海の土石流被災地へ義援金 29日に募金活動 60年以上続く駅の生け花ボランティア [ ボランティア ] 2021年07月17日自治会が自主的に防災避難訓練 大木産業 みなと私募債で消毒液など寄贈 水路の泥をボランティアで除去 [ ボランティア ] 2021年07月04日つつじ賞、さくら賞など3個人3団体 渋沢栄一が説く「おかねの役割」絵本寄贈 ワクチン予約を民生委員が支援
コメント
赤穂市職員も見習いなさい。
0 0
投稿:評価します 2011年06月16日0 0
投稿:森 勝義(仙台市在住、赤穂観光大使、東北大学名誉教授) 2011年06月15日コメントを書く