坂越で手描き友禅の遺作展
2012年02月09日
展示されている手描き友禅の一つ
「手描き友禅展−加藤知子の傑作−」。三重県津市から坂越の歯科医に嫁いだ加藤さんは平成2年ごろ、中央公民館の友禅サークルに入会。6年前に71歳で亡くなるまで創作に励み、友人や知人に作品を贈ることを喜びとしたという。
友禅の制作は下絵描き、糸目引き、色挿しなどいくつもの工程が必要で一つの作品を仕上げるのに相当な手間がかかる。長男の了嗣さん(51)によると、加藤さんはサークル展以外に自分の作品を出品したことはなかったといい、「母にとっては初めての個展。作品を見てもらえることで、きっと喜んでいるはず」と話していた。
鶴や花を描いた色紙大の作品から、縦40センチ、横80センチほどの大判まで多彩な約50点。3月5日(月)まで午前10時〜午後4時。火曜休館。TEL48・7755。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年2月11日(1979号) 4面 (9,409,430byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
日本遺産写真展 作品を公募 県展2022 3部門で3人入選 [ 文化・歴史 ] 2022年08月10日「角立てない」伝統の書体 播磨提灯 気持ちや思い自由に表現「デザイン書道」 [ 文化・歴史 ] 2022年08月04日繊細な明暗バランス「紡がれる想い」須藤克明展 [ 文化・歴史 ] 2022年07月30日第37回赤穂民報習字紙上展の入賞者 講演会「山鹿素行の教育思想」7日にハーモニーH 今年で第20回 あこう絵マップコン作品募集 第37回赤穂市美術展 5部門で作品募集 県史跡指定30周年記念「沖田遺跡のひみつ」展 [ 文化・歴史 ] 2022年07月16日宮前桜プロジェクト 加工した素材を展示 [ 文化・歴史 ] 2022年07月02日子どもたちが恒例の「お田植え祭」 憧れた装束 高校生が雅楽披露 [ 文化・歴史 ] 2022年06月19日坂越の船祭 3年ぶり「船渡御」実施へ コンセル・ヌーボ定期演奏会 19日に開催
コメントを書く