一人暮らし高齢者に「安心カード」
2012年04月11日
一人暮らし高齢者への戸別配布が始まった「赤穂市安心カード」
患者にとって害になる禁忌治療を避けるためには持病や服用薬などの情報が欠かせない。カードは、同居家族のないお年寄りが意識を失ったような場合でも安全に治療が受けられるように、と民生委員児童委員が市と協働して作成した。
カードはA4判で、表面に氏名、生年月日のほか緊急時の連絡先、かかりつけ医などを記入。自由筆記欄に受診科名、持病、アレルギーなどを記すように勧めている。裏面には「火事・救急119番」「事件・事故110番」と大文字で印字。災害時の避難場所などを書き込む「防災メモ」として活用できる。
5000部を印刷。70歳以上の独居世帯約1130戸へ民生委員児童委員が一軒ずつ訪問し、必要に応じて記入も補助する。冷蔵庫のドアなど見やすい位置に掲示できるように磁石も一緒に届ける。
市民生委員児童委員協議会の中村文代会長は「備えておけば、万一の場合にきっと役に立つはず。積極的に活用を呼び掛けたい」と話している。
カードは市介護福祉課いきがい福祉係の窓口で年齢を問わず希望者に配布するほか、市ホームページからもダウンロードできる。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年4月14日(1987号) 3面 (7,910,736byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
市民病院の患者数減が深刻 診療単価増だけでは目標達成困難か [ 社会 ] 2023年12月24日議員協議会でも「定数1人減」が過半数 自民党パーティー券不正問題 山口氏「全く関与していない」 「現行定数多い」議員の半数回答 「30人が望ましい」の声も 吸引機能を一時喪失 点検で人為ミス 赤穂市民病院 子どもたちを交通事故から守りたい 「伊達直人」が呼び掛け 山陽道の通行止め解除「15日正午ごろ」 [ 社会 ] 2023年12月13日有年地区に「お試し暮らし住宅」長期滞在型 [ 社会 ] 2023年12月13日海浜公園活性化へ「うみの会議」アイデア出し合う [ 社会 ] 2023年12月12日赤穂港に初の自衛艦 一般公開に1000人超 [ 社会 ] 2023年12月11日山陽道の通行止め「15日ごろ解除」義士祭には間に合わず? [ 社会 ] 2023年12月08日「モンダいは飲酒運転、ミンなでヘルメット」 [ 社会 ] 2023年12月07日赤穂市消費者協会の3人 県自治賞など受賞【訂正あり】 [ 社会 ] 2023年12月06日《市民病院医療事故多発》被害患者が脳外科医を刑事告訴 赤穂青年会議所 12月末で解散 60年の歴史に幕 [ 社会 ] 2023年12月02日
コメントを書く