生き物いっぱい、海のゆりかご
2012年06月18日
アマモ場周辺で採取された生き物を観察する御崎小3年生
海の生態系をテーマに環境学習に取り組んでいる御崎小の3年生児童約65人も協力。採取した生き物の仕分け作業を手伝った。
調査は、同校の環境学習をサポートしている「海っ子倶楽部」(三島正嗣代表)と西宮市に本部がある「アマモ種子バンク」(西宮市)が実施した。V字型のトンネル状に加工したネットを沖合い約200メートルに設置。両端につないだロープをスタッフ約10人が浜辺から引っ張り、児童らは「ヨイショ、ヨイショ」と応援した。
子どもたちが手分けして生き物を水槽に集めると、ハゼやメバルなどの小魚がいっぱい。イカの仲間では世界最小種のヒメイカ、細長い体が特徴のヨウジウオなど約50種類に上った。生後約1週間とみられる体長30センチほどのアカエイも水揚げされ、“海のゆりかご”と呼ばれるアマモ場周辺の多様な生態を観察できた。
「こんなにたくさんの生き物がいると思ってなかった」と話す関理咲子さん(8)は「本物のエイを見たのは初めて。ヒラヒラ泳いでかわいい」と水槽に顔を近づけていた。
<前の記事 |
市内幼小中の耐震化完了 第51回赤穂市小学校水泳記録会 10年ぶり海洋少年団地区大会 [ 子供 ] 2016年08月08日楽しいよ! プレーパーク 中学生がSNS利用ルール提唱 [ 子供 ] 2016年08月03日自社製品で化学実験ショー [ 子供 ] 2016年07月26日伝統の海洋訓練 喜びの全員完泳 [ 子供 ] 2016年07月24日「代打の神様」が野球教室 テーマ自由で絵マップ募集 地元の浜辺で親子ふれあい [ 子供 ] 2016年07月16日「夢の図書室」がやって来た [ 子供 ] 2016年07月14日「魚になったみたい」シュノーケルで海観察 [ 子供 ] 2016年07月10日泥しぶき上げて元気にダッシュ [ 子供 ] 2016年07月04日3市町小学生の交流イベント 保護者らが心肺蘇生法を訓練
コメントを書く