タデ栽培で郷土学習
2008年06月13日
ヤナギタデの種子を見ながら赤穂の地名由来を聞く児童たち=塩屋小学校
同クラブの調べでは、「赤穂」の地名は今から1200年以上前の古文書に初出。
その由来については諸説あるが、享保12年(1727)発刊の「播州赤穂郡志」に「当郡海辺ニ生スル所ノ蓼ソノ穂赤ク四月ニ実ノル、他産ニナキ所ナリ、郡ノ名コレニ因テ名ツク」と記載されていることから、赤く実ったタデがルーツだとする説が有力だ。
「言葉や写真ではなく、本物に直に触れてほしい」と同クラブが1校につきヤナギタデの種子約1000粒とプランターをセットにしてプレゼント。「水をたっぷりやって、日当たりのよいところに置いてやって」と栽培のコツをアドバイスした。
1週間ほどで芽を出し、秋には50〜60センチに成長した穂先が紅葉する見込み。各校とも郷土学習の教材として活用することにしている。
受け取った種をさっそく土にまいた塩屋小6年生の岡田桂汰君(11)は「どんな色になるのかな。みんなで世話をして観察したい」と楽しみにしていた。
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掲載紙面(PDF):
2008年6月14日(1799号) 1面 (7,733,473byte)
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