新進書家が初めての個展
2013年02月08日
初個展を開催する長安蘭銑さん
8歳から書道を始めた長安さんは塩屋の山本蘭逕さんに師事。「紙に食い込むような厳しい線質」が持ち味で、鳴門教育大大学院時代に「学生書道のグランプリ」と称される全日本高校・大学生書道展で大賞に選ばれ、その翌年には兵庫県展で知事賞を受賞した。
今展では色紙に書いた一字書から迫力のある全紙作品まで新作を中心に34点を出品する。昨年の赤穂市美術展で市長賞となった「章藻功詩」など過去の代表作も展示。古典に立脚して書の美を求める長安さんの個性が並ぶ。
長安さんは「書を始めて20年の節目ということもあり、個展を開くことにしました。若い世代にも書に取り組んでいる者がいることを知っていただければ」と話している。11日(月・祝)まで1階ギャラリーで午前10時〜午後6時。ただし、初日は正午開場、最終日は午後5時終了。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年2月9日(2026号) 3面 (14,397,826byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
画業50周年 母校に画集寄贈 赤穂出身の山本雅也さん [ 文化・歴史 ] 2024年10月25日亡祖父の思い受け継ぎ唐獅子絵馬奉納 [ 文化・歴史 ] 2024年10月19日赤穂民報主催・第42回習字紙上展の作品募集 群集墳テーマに特別展「播磨に現れた黄泉国」 [ 文化・歴史 ] 2024年10月18日2024赤穂市美術展 7部門で56点入賞 [ 文化・歴史 ] 2024年10月17日「頑張ってきた仲間と」全日本金賞目指す 明誠学院吹奏楽部の上谷悠華さん [ 文化・歴史 ] 2024年10月16日5年ぶり復活へ稽古 木生谷荒神社の獅子舞 [ 文化・歴史 ] 2024年10月11日ル・ポン音楽祭6日開幕「すごく美しいメロディ」音楽監督の樫本大進さん会見 [ 文化・歴史 ] 2024年10月05日赤穂玩具博物館 20周年記念で出前紙芝居 高瀬舟で写真展「坂越の祭り」 [ 文化・歴史 ] 2024年10月05日赤穂市内の秋祭り2024 主な日程 国立文楽劇場40周年で「仮名手本忠臣蔵」通し上演 12月1日に全国6会場で忠臣蔵検定 90点以上「博士」認定 高校生が自作のドレスでショー開催へ 三木露風と交流あった赤穂生まれの俳優 [ 文化・歴史 ] 2024年08月15日
コメントを書く