手話で広がるコミュニケーション
2013年02月22日
聴覚障害者とのコミュニケーション手段を学んだ手話講座
昨年改正された障害者基本法で「言語」と認められ今後重要性が増す手話の基礎を習得する機会として開講。福祉活動を通じて安井秀作学長と約15年間の交友がある中野さんが講師を引き受けた。
聴覚障害を正しく理解することに重点を置きつつ、手話を使った歌やゲームを取り入れて初心者にも親しみやすい内容。50音表現、あいさつ、自己紹介などを教わった。耳と目の両方に障害がある「盲ろう者」とのコミュニケーション手段として、手のひらに指で文字を書く方法や、手話を表した手を触らせる「触読手話」、読み手の指を点字タイプライターに見立てて文字情報を伝える「指点字」も体験した。
「単に技術を覚えるだけでなく、助けが必要な人を思いやる気持ちを持つことが大切」と中野さん。初めて手話を経験したという松本周子さん(19)は「一つ一つの動作に由来があって思ったよりも覚えやすかった。もっと練習して実際に使えるようになれば、自分の世界が広がると思う」と興味を深めていた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年2月23日(2028号) 3面 (8,909,141byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
ポリオ撲滅チャリティーゴルフ 参加者募集 暴排運動で本部長表彰 「ぜひ投票所へ」義士娘もPR [ 社会 ] 2009年06月28日「バリバリの認知症」太田正博さんが講演 [ 社会 ] 2009年06月27日住民の手で守る義士絵馬 厄除けうちわ予約受付中 [ 社会 ] 2009年06月24日海開き前に御崎海岸を清掃 [ ボランティア ] 2009年06月22日「ノーチャイム精神」受け継がれて35年 [ 社会 ] 2009年06月19日今年も本紙に善意の寄付金 [ ボランティア ] 2009年06月19日赤穂西小でキャップハンディ体験 苦手なニンジンも「おいしいよ」 不審者防犯を親子で学習 新型インフルで姉妹都市派遣を中止 「みのり赤穂」念願の直売店オープン 夜店の盛り上げに学生も一役
コメントを書く