天井いっぱい サクラの羽衣
2013年04月09日
利用者と職員による「手づくり桜の木」。今週いっぱい飾られる予定=はくほう会デイサービスセンター
ホール中央の円柱に段ボールを巻き付け、絵の具でこげ茶色に塗装。帯状につないだ半透明のビニール袋(幅1〜2メートル、長さ約8メートル)8枚に、花形にカットしたピンクの模造紙を無数に散りばめ、幹に見立てた柱から放射状に張り巡らせた。
「外出が難しい利用者にも“お花見”を楽しんでもらおう」と、介護福祉士の橋本美由紀さんがアイデア。利用者約20人と職員らがおよそ1カ月かけて仕上げた。天窓からの光が透ける天幕はまるで“桜の羽衣”。お年寄りらは「見たことないほどきれい」「いつまでも眺めていたい」と見とれていた。
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