珍しい「双頭タケノコ」発見
2013年06月08日
珍しい双頭タケノコ
児島さんは5月下旬の雨上がりの夕方遅く、借りている竹やぶへタケノコ取りに出掛けた。何本か収穫し、さらに並んで頭を出している2本を発見。まわりの草をかき分けると、なんと根元は1本だった。
見つかった“双頭タケノコ”の種類はハチク。モウソウチク、マダケと同じく地下茎の節から芽を伸ばして繁殖する。通常は一つの節から一本の芽が出てタケノコとなる。
兵庫県立農林水産技術総合センターの渡邉圭太研究員(31)によると、芽が生育して間もない昨年7月から9月ごろに分枝したとみられ、「その時期の気温は平年値より高めで適度な降雨があった。母竹を含めてタケノコの栄養状態が良く、分けつを助長したのでは」と推察している。
竹文化振興協会の専門員で竹類研究歴60年の渡邊政俊さん(80)=京都市左京区=の話では、過去には7本に分かれたモウソウチクが見つかったことも。しかし、「ハチクの双子は初耳」で、ベテラン専門家にとっても珍しい現象のようだ。
<前の記事 |
松区自治会が義士偲ぶ提灯行列 外来植物との戦いは春まで持ち越し 鳥のような形のサツマイモ [ 街ネタ ] 2008年12月05日蔵内に芳醇な香り 新酒の仕込み始まる 地元産そば粉で手打ちそば体験 [ 街ネタ ] 2008年11月13日千種川の主か? 大ウナギ [ 街ネタ ] 2008年10月26日高雄橋で新幹線撮影がブームに [ 街ネタ ] 2008年10月25日ブランド名は「内蔵助」 “そば”を新名産に 幸運呼ぶか!? 黄金のスッポン [ 街ネタ ] 2008年09月06日若奥さまたちが地元野菜を売り出し [ 街ネタ ] 2008年09月05日珍しいサツマイモの花咲く [ 街ネタ ] 2008年08月22日旬迎えたブドウ園 たわわに大粒の実 [ 街ネタ ] 2008年08月09日花火が開く瞬間のファンタジー [ 街ネタ ] 2008年08月09日千種川河口はツバメの一大ベッドタウン [ 街ネタ ] 2008年08月08日トンネルにハチの巣、県土木が駆除 [ 街ネタ ] 2008年08月06日
コメントを書く