いもち病が多発、県西部に注意報
2013年07月30日
イネの病害「いもち病」が7月下旬から兵庫県西部で多発。29日に県病害虫防除所から注意報が発令された。赤相農業共済事務組合が同日に行った調査でも、管内のほぼ全域で「葉いもち」を確認。県防除所は「今後の天候によっては、穂いもちの発生につながる恐れがある」とし、出穂前の防除を呼び掛けている。
県防除所のまとめでは、県西部の調査地点の9割近くで葉いもちを確認。抽出調査による平均発病株率は65%に上った。一方、同組合の調査では管内18地点中16地点で発病しており、赤穂市内でも7地点中6地点で確認された。
いもち病はカビの一種によって起こり、気温20〜25度程度の多湿な気候条件で発生しやすいという。発病すると、菌が葉などの養分を奪い、葉や穂を枯らす。特に穂いもちは収量に大きな被害を及ぼす恐れがあるという。
同組合は「葉いもち病の病斑は停止型になりつつある」としながらも、「被害を防ぐために基幹防除を徹底してください」とプリントを配るなどして注意喚起している。
掲載紙面(PDF):
2013年8月3日(2048号) 3面 (9,461,533byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
県防除所のまとめでは、県西部の調査地点の9割近くで葉いもちを確認。抽出調査による平均発病株率は65%に上った。一方、同組合の調査では管内18地点中16地点で発病しており、赤穂市内でも7地点中6地点で確認された。
いもち病はカビの一種によって起こり、気温20〜25度程度の多湿な気候条件で発生しやすいという。発病すると、菌が葉などの養分を奪い、葉や穂を枯らす。特に穂いもちは収量に大きな被害を及ぼす恐れがあるという。
同組合は「葉いもち病の病斑は停止型になりつつある」としながらも、「被害を防ぐために基幹防除を徹底してください」とプリントを配るなどして注意喚起している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年8月3日(2048号) 3面 (9,461,533byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
赤穂市全域に「避難準備・高齢者等避難開始」 [ 社会 ] 2018年08月23日ヨモギ寄生のハマウツボ 標本化に成功初か [ 社会 ] 2018年08月22日車椅子降りて海へ 障害児がシュノーケル [ 社会 ] 2018年08月21日赤穂城跡に野生のシカ 逃走して山へ [ 社会 ] 2018年08月18日キャンプでタイムカプセル 10年ぶり再会 [ 社会 ] 2018年08月13日産廃処分場計画地を市議団が現地確認 [ 社会 ] 2018年08月12日「サムライの聖地」PRで観光甲子園 [ 社会 ] 2018年08月11日中絶処置めぐる訴訟 最高裁が上告不受理 [ 社会 ] 2018年08月10日「産廃処分場建設反対」署名数5年前超える [ 社会 ] 2018年08月06日みんなで一緒に願い事 [ 社会 ] 2018年08月06日「忠臣蔵」新作映画化へ推進委 [ 社会 ] 2018年08月03日キッズ保安官が安全運転PR [ 社会 ] 2018年07月30日「避難準備・高齢者等避難開始」を解除 [ 社会 ] 2018年07月29日唐船サンビーチでぬかるみ再発 [ 社会 ] 2018年07月26日英大学生が緞通工房など見学 [ 社会 ] 2018年07月25日
コメントを書く