義士祭補助金、外部評価は「拡充」
2013年10月23日
赤穂市外部評価委員会(委員長=古瀬徳雄・関西福祉大副学長、6人)は23日、第5回委員会を市役所で開き、予算の「拡充」と「現状維持」で意見が分かれていた「義士祭奉賛会補助金」について、当局の提案通り「拡充」と評価判定した。
昨年度決算で1060万円が拠出された同補助金の評価をめぐっては、これまでの委員会で「拡充」と「現状維持」が3人ずつの同数となり、継続協議となっていた。この日の会合では、これまで予算の増額に慎重だった委員の一人が「平成26年度の義士祭は休日で、安全面に予算が必要」と考えを転換。別の委員から「このままだとずるずるお金ばかり食うことになるのでは」との意見も出たが、委員会としての結論は「拡充」でまとまった。
会合では、「一回見に来て終わり、ということにならないように」とリピーターを誘客する仕掛けの要望が付された。所管課の永石一彦・産業観光課長は、「まずは今年の義士祭を成功させ、次年度からも予算を大事に使って効果的な仕掛け作りをしていきたい」と話した。
7月に始まった同委員会は今年度の評価対象だった10事業について判定を終了。近日中に報告書を市長と議会へ提出し、その後ホームページなどで公表する。古瀬委員長は「評価だけでなく、委員からの要望や改善点を真摯に受けとめてもらいたい」と求めた。
掲載紙面(PDF):
2013年10月26日(2059号) 1面 (8,265,367byte)
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昨年度決算で1060万円が拠出された同補助金の評価をめぐっては、これまでの委員会で「拡充」と「現状維持」が3人ずつの同数となり、継続協議となっていた。この日の会合では、これまで予算の増額に慎重だった委員の一人が「平成26年度の義士祭は休日で、安全面に予算が必要」と考えを転換。別の委員から「このままだとずるずるお金ばかり食うことになるのでは」との意見も出たが、委員会としての結論は「拡充」でまとまった。
会合では、「一回見に来て終わり、ということにならないように」とリピーターを誘客する仕掛けの要望が付された。所管課の永石一彦・産業観光課長は、「まずは今年の義士祭を成功させ、次年度からも予算を大事に使って効果的な仕掛け作りをしていきたい」と話した。
7月に始まった同委員会は今年度の評価対象だった10事業について判定を終了。近日中に報告書を市長と議会へ提出し、その後ホームページなどで公表する。古瀬委員長は「評価だけでなく、委員からの要望や改善点を真摯に受けとめてもらいたい」と求めた。
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