民主党に離党届を提出した兵庫１２区選出の衆院議員、山口壮・元外務副大臣（５９）が自民党二階派（二階俊博会長）の勉強会に参加。離党が正式に認められれば、無所属のまま「特別会員」として入会する見通し。政界再編をにらんだ動きとみられる。
　山口氏の事務所によると、１２月５日に離党届を提出した山口氏は１２日から１泊２日で行われた二階派所属議員による韓国視察にオブザーバーとして同行。さらに１９日に東京都内であった同派の勉強会にも参加した。
　山口氏は平成８年衆院選に旧新進党から初出馬。当時、二階氏は同党の選対事務局長を務めていた。事務所の話では、勉強会への参加は「二階氏から誘いがあった」という。二階派は無所属議員も「特別会員」として入会を認めている。

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掲載紙面（PDF）：
2014年1月1日・第２部(2069号) 4面 (8,697,268byte)
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