ごみ焼却炉改修、通常運転再開へ
2014年05月21日
大規模改修中の美化センターであった市議会の視察
市によると、同センターのごみ焼却施設は平成6年、粗大ごみ処理施設が平成8年からそれぞれ稼働。「20年程度」とされる耐用年数に近付くにつれて劣化が著しく、昨年9月から総事業費約8億1600万円をかけて全面的な改修を進めている。
焼却炉の耐火材取り替えには今回の改修事業の中で最も多額の予算を投入。厚さ約20センチの断熱材の内側に耐火レンガを積み上げるなどして築炉した。改修中は工事していない方の焼却炉の稼働時間を通常の一日16時間から24時間に延長。他自治体に代行を依頼することなく処理した。
19日には通常運転再開を前に市議会の民生生活常任委員会(永安弘委員長)が現地を視察。工事の進捗状況についてセンターの説明を受け、改修を終えたばかりの焼却炉や今後交換される粉砕機などを見学した。
完工予定は来年12月。老朽化で1割程度低下していた処理能力の回復と約10年間の施設延命が期待できるという。室井正弘所長は「ごみ処理に支障なく焼却炉の改修が終わり一安心。残りも安全に進めたい」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年5月24日(2088号) 4面 (8,249,825byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「産廃処分場建設反対」住民団体がアピール行進 [ 社会 ] 2024年02月21日大規模災害想定しボランティアセンター開設訓練 綿栽培通して「人間サイズのまちづくり」兵庫県から奨励賞 赤穂署管内の刑法犯「乗り物盗」が3割 救急出動 前年から12%増 2年連続過去最多 [ 社会 ] 2024年02月17日元市民病院脳外科医 転職先でも医療トラブル 透析治療せず患者死亡か [ 社会 ] 2024年02月10日断水続く石川県穴水町へ給水車を災害派遣 [ 社会 ] 2024年02月08日赤穂署で「術科始め式」署員ら決意新た [ 社会 ] 2024年02月07日京アニ放火殺人事件の判決受け遺族が心境〈後編〉「心の奥に氷の塊がずっと」 京アニ放火殺人事件の判決受け遺族が心境〈前編〉「どんな判決が出ても、息子は帰ってこない」 市民病院が経営強化案「2039年度の黒字化を目標」 [ 社会 ] 2024年01月31日能登地震被災地で医療支援 赤穂中央病院AMAT [ 社会 ] 2024年01月27日赤穂市議会の定数削減方針まとまる 1減の17へ [ 社会 ] 2024年01月27日市民病院PET−CT売却 3300万円で落札 [ 社会 ] 2024年01月27日料金所の強盗想定、山陽道で防犯訓練 [ 社会 ] 2024年01月24日
コメントを書く